被災犬のお散歩道は、自然に囲まれていて、
ひとえに春といっても、移りゆく花の旬はめまぐるしい。
↓愛護センターの被災犬、とっても甘えん坊のパグちゃん。
桜が終わる頃に、水色のオイヌノフグリの絨毯に映えていた、
タンポポ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ。
タンポポの綿毛が、駆けてゆく犬たちの風に乗って飛んでいくと、
薄紫の滝のような野生の藤が、そこかしこの小山を彩る。
藤が終わると、ハルジオン、ヒメジョオン(下写真)、
ノコンギク、ベニツメクサに目をひかれる。
空を見上げると、高いところから、タニウツギ(下写真)の花が見下ろしている。
犬たちのおかげで、春の一部始終を楽しむことが出来そうです。
今夜の夕飯は、ほうれん草とハムのキッシュ。
牛蒡とレンコンとひき肉の煮もの。
すべての人々の明日が、いい一日になりますように。