七ツ森は富谷町の西、七ツ森湖を囲むようにぽこぽこと連なる山々で、
本来は、たがら森、遂倉山(とがくらやま)、鎌倉山、鉢倉山、大倉山、
撫倉山(なでくらやま)、松倉山の七山だったが、
今はたがら森をはずし、笹倉山を加えた七山をいう。
今日は七ツ森のうちの2山、松倉山と撫倉山へ登ってきました。
大和町の宮床を走る457号線からすこし町道をはいったところに、
新楽寺(しんぎょうじ)跡があり、その前の駐車場に停めます。
杉林を通り、雑木林に入ると、休む場所にも困るような急斜面を、登ります。
先に行く夫の足が落とした石が、私の鼻先をかすめて、転がり落ちていきます。
その傾斜感が分かるでしょうか。
今日は冬にしては気温が高かったこともあり、
秋冬の山歩きでは久しぶりに、汗が流れ落ちました。
雑木林には鳥の声が響いていました。
木戸をノックするようなキツツキのドラミング、
上を見上げると、縞模様のコゲラがらせん状に木の幹を移動していました。
スタートから40分で松倉山(291.2M)山頂へ。
標高は低いですが、山の斜面にしがみつくような登攀でした。
松倉山山頂から、冬枯れの林の中を、北へ下ります。
シダ系の植物は、季節に関係なく青々としていて、
ジャングルめいた光景を作り出していました。
そのせいか、この道の途中で、地元の山菜採りのおじさんに鉢合わせ。
ガサゴソと葉音がしたので、警戒して歌を歌いだすと、
「クマでねえよ」と笑われました。
「でもまだクマ、冬眠してねえから。そごらにいるから」と仰っていました。
松倉山から下り、鞍部からの再びの急登を越えて、撫倉山山頂。
七ツ森の中で一番高く、眺望は抜群です。
お弁当の時間に合わせてこの山頂に着くよう、
他の山と組み合わせて登る登山客が多いらしい。
たしかにここで食べたら最高に気持ちいいでしょう。
左は作並のゴリラ山かなあ?
拡大。
仙台市街地のビル群も見えます。
さて、ここからの下りはとってもスリリング。
「天狗のすもうとり場」、「蟻の戸渡り」、鎖場、ハシゴなど、
面白いポイントが目白おし。
自分が立っているスペースしかない、やせた尾根を進みます。
両側は、足を滑らせたらどこまでも転げ落ちるしかない状態の、
懸崖になっています。
無事に「七ツ森自然歩道」まで下り、梅の木平展望台でお弁当。
すこし行くと、二股の道の案内板が曖昧で、
右か左か迷うポイントがありますが、
「撫倉山」と標識の立っている左側の道を進むと、
スタート地点の新楽寺跡駐車場に続いています。
累計標高差は約420M、約3時間の山歩きでした。
標高は低いが侮れない、さすがの船形連峰です。
低い分、緑が生い茂る季節にはきっと暑くて登れませんが、
冬枯れの寒い季節こそ、適度な汗をかくのに最高ですね。
本来は、たがら森、遂倉山(とがくらやま)、鎌倉山、鉢倉山、大倉山、
撫倉山(なでくらやま)、松倉山の七山だったが、
今はたがら森をはずし、笹倉山を加えた七山をいう。
今日は七ツ森のうちの2山、松倉山と撫倉山へ登ってきました。
大和町の宮床を走る457号線からすこし町道をはいったところに、
新楽寺(しんぎょうじ)跡があり、その前の駐車場に停めます。
杉林を通り、雑木林に入ると、休む場所にも困るような急斜面を、登ります。
先に行く夫の足が落とした石が、私の鼻先をかすめて、転がり落ちていきます。
その傾斜感が分かるでしょうか。
今日は冬にしては気温が高かったこともあり、
秋冬の山歩きでは久しぶりに、汗が流れ落ちました。
雑木林には鳥の声が響いていました。
木戸をノックするようなキツツキのドラミング、
上を見上げると、縞模様のコゲラがらせん状に木の幹を移動していました。
スタートから40分で松倉山(291.2M)山頂へ。
標高は低いですが、山の斜面にしがみつくような登攀でした。
松倉山山頂から、冬枯れの林の中を、北へ下ります。
シダ系の植物は、季節に関係なく青々としていて、
ジャングルめいた光景を作り出していました。
そのせいか、この道の途中で、地元の山菜採りのおじさんに鉢合わせ。
ガサゴソと葉音がしたので、警戒して歌を歌いだすと、
「クマでねえよ」と笑われました。
「でもまだクマ、冬眠してねえから。そごらにいるから」と仰っていました。
松倉山から下り、鞍部からの再びの急登を越えて、撫倉山山頂。
七ツ森の中で一番高く、眺望は抜群です。
お弁当の時間に合わせてこの山頂に着くよう、
他の山と組み合わせて登る登山客が多いらしい。
たしかにここで食べたら最高に気持ちいいでしょう。
左は作並のゴリラ山かなあ?
拡大。
仙台市街地のビル群も見えます。
さて、ここからの下りはとってもスリリング。
「天狗のすもうとり場」、「蟻の戸渡り」、鎖場、ハシゴなど、
面白いポイントが目白おし。
自分が立っているスペースしかない、やせた尾根を進みます。
両側は、足を滑らせたらどこまでも転げ落ちるしかない状態の、
懸崖になっています。
無事に「七ツ森自然歩道」まで下り、梅の木平展望台でお弁当。
すこし行くと、二股の道の案内板が曖昧で、
右か左か迷うポイントがありますが、
「撫倉山」と標識の立っている左側の道を進むと、
スタート地点の新楽寺跡駐車場に続いています。
累計標高差は約420M、約3時間の山歩きでした。
標高は低いが侮れない、さすがの船形連峰です。
低い分、緑が生い茂る季節にはきっと暑くて登れませんが、
冬枯れの寒い季節こそ、適度な汗をかくのに最高ですね。
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