8月15日、熊本市内から30数キロのところにある
山鹿というところのお祭りに行ってきました。 山鹿灯篭まつり。
前に山鹿を通った時に、このポスターが目に焼きついて忘れられず、ぜひ行ってみたいと思っていました。
「ゆらり ゆらりと 酔いしれる」 女性の優雅さを感じる踊りでした。
頭上に金灯篭といわれるものを乗せた、浴衣姿の女性たちが舞う「よへほ節」の調べは、
なんだか脱力系で、いつまでも耳に残るのです。 歌詞も、笑っちゃうほどゆるゆるです。
でもそんなゆるゆるの中で醸し出される女性美は、指先、足先、視線の先にまで神経を張り巡らせた緊張感の中から生まれる。
ゆるやかに見せて実は、見えないところで努力しているのが、女性の美しさなのかもしれない。
熊本に来て、新たな発見は数えきれないほどあるけれどその中に、「時々、ハッとするほど美しい女性がいる」ということがあります。
その「ハッとさせる美しさ」は、単に見た目だけのことではないからかもしれません。
「おてもやんサンバ」はちょっと違うかもしれないけど(笑)、この山鹿の灯篭踊りを見て、女性美について考えさせられました。
主は山鹿の 骨なし灯篭 よへほ よへほ
骨もなけれど 肉もなし よへほ よへほ
洗いすすぎも 鼓の湯籠 よへほ よへほ
山鹿千軒 たらいなし よへほ よへほ
心荒瀬の 蛍の頃に よへほ よへほ
溶けし想いの 忍び唄 よへほ よへほ
山鹿灯篭は夜明かしまつり よへほ よへほ
町は灯の海 人の波 よへほ よへほ
「町は灯の海 人の波」と歌詞そのままに、祭りには各地から訪れた観光客で、ものすごい人の波でした。
そして日が暮れると、女性たちの頭にのせた金灯篭に灯が灯ります。
灯りのともる温泉街を、「よーへーほ~ よーへーほ~」と歌いながら歩きました。
そしてここでも、「くまもと宮城県人会」を見つけました。 石巻のふのりと、気仙沼の鮭フレークを買いましたよ。
私は宮城県人ではないかもしれないけど、出会うと嬉しい、故郷のひとつ。
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