3年~4年ほど使用している電子炊飯ジャーのタイマー用ボタン電池が切れたので交換することにしました。(サンヨー ECJ-MD18J8)
と、その前に何故交換するのか???
・電子炊飯ジャーのタイマー用ボタン電池は何に使うのか?⇒時計用に使う
・どんな時に使うのか?⇒コンセント(AC電源100V)から電源抜いた時に時計用電池として使う
では、コンセントに入れておけば、電池交換しなくてもOKです。しばらくは、コンセントに挿して使っていたのですが、もともとコンセントが近くになかったため、電源コードが台所仕事で邪魔になる。
そこで、ボタン電池交換をメーカーに出すため、電話したら、料金が5Kと言われたので、自分で交換しようとなりました。(ちょっと長かったかな・・・)
1、電池切れの状態
⇒コンセントに挿していない時は液晶画面の表示がない
2、ボタン電池の捜索(炊飯ジャーの分解)
2-①後ろ蓋(操作板と反対側)を外す
2-①-1取ってを外す(裏蓋を外した方向へ取っ手をスリットのあるところまで移動すると取れます)
写真の角度あたりまで取ってを下げます。
取っ手をスリットが合うところを探りながら外す
写真はスリットを見やすくするため、取っての向きが逆になっています。
2-②裏側を外す
2-③側面を外す
上の写真の状態では電池の場所は見つかりません。さらに解体
2-④液晶画面の部分を見るためFANと基板を収める白い枠を外す
2-⑤液晶画面の基板を外す
2-⑥ボタン電池の捜索⇒液晶画面(オレンジ色の表示部)の裏側にありました。
黄色く見えるのがボタン電池です
3、ボタン電池の取り外し
液晶画面と基板がどうしても外せなかったこと、電池がスポット溶接してあったことなどから、電池が取替えできないため、基板から取り外すことにしました。
3-①電池を取った状態
3-②ボタン電池の交換(左がオリジナル、右が新しい電池)
スポット溶接がしてあります(3V CR2450)
参考:ボタン電池の型番の見方 CR2450 の場合 CR:リチウム電池、次の2桁:直径、残りの2桁:厚さ 今回の交換する電池は リチウム電池、直径が24ミリ、厚さが5.0ミリ となります。その他のSR:酸化銀電池、LR:アルカリボタン電池等詳細はここを参照してください。
3-③ボタン電池の取り付け
当然、溶接された端子から外したため元へは戻せないので、基板の+-にコードを半田付けし、次回取替え易い場所まで配線しボタン電池を取付けました。
取り付ける場合、コードと電池(+-)の接触不良に注意します。また、少々の振動にも外れないようにしっかり固定します。(黒く巻いたテープは自己融着テープです)
この状態で、コンセントに挿して時間が表示、次にコンセントから外しても時間が表示するか確認します。
無事時間は表示しました。
4、最終確認
配線の整理や解体した側面、裏側、後ろ蓋等を逆の順に組み立て、時間の表示とご飯が炊けるか確認します。
コンセントから抜いた状態で時間は表示しています
結果は愛着がわいた分、今まで以上に美味しく炊けた気がします。
これで、次回の交換は3年~4年になります。果たして、その時まで使っているかは神様(奥様)次第ですが・・・・