以前から、アンプ付きスピーカが欲しかったのですが、市販品では
中々気に入ったのがありませんでした。ある時、aiさんとAKBを散策
中、波動スピーカの話が出て、言葉から連想したのが、「ヤマトの波
動砲に似た物」なんて思ったりしたのですが、ネットで調べたら、
「筒の両端にスピーカが付いたスピーカ」だったのです。
これだったら
・スピーカの位置が正面を向いていなので1個で済む
・筒の太さで決まるけど大きさも自由
・アンプが収納し易い
・自作してる方も多い(情報が沢山ある)
と思い自作することにしました。
【材料】
・筒:絨毯を巻いていた芯(直径12㎝の紙製の筒で貰い物)
・8㎝のスピーカ(秋月電子)
・デジタルアンプ(秋月電子:1Wx2 Stereo Digital Audio Amplifier Kit)
起動電圧:2.7V~5.5V
・リチュウムイオン充電池、充電器(Bluetooth Headset:LBR-BTK2を再利用)
・スイッチ(4x3端子)、ターミナル端子、基盤、コネクタ端子、電源ジャック
【制作】
1、スピーカとアンプを収める筒を作ります
筒を60㎝にカット、中央にアンプを収納する穴
・筒を切る時は垂直に切ります(これがなかなか難しい)
・アンプを収納する穴は
両端はのこぎりで、上下はカッターナイフを使いあけました
2、筒の中に収める漏斗とスピーカ受け
・音漏れが無いよ筒の中に少しきついくらいの大きさに作ること
3、アンプ一体型スピーカ置台
・置台の底にスピーカを接続する端子を取付ます
・置台内部には、音源入出力、デジタルアンプ、充電用電源、充電池、
外部電源用ジャックを収容します
デジタルアンプの電源入力部にはブリッジ回路を追加しました。
SWの機能:OFFの時は充電、外部電源で駆動、ONの時は充電池で駆動
4、左右に漏斗を取付
音漏れしないよう隙間を作らないこと、スピーカのコードを通すこと
5、スピーカの取付
スピーカ受けを入、スピーカにコードをハンダ付けし、ネジで固定する。
6、アンプ一体型スピーカ置台を筒の中に収め固定する
7、ペイントします
以上で完成です。
【使用状況】
音源のイヤホンジャックから、接続した状態
・寝かした状態
・立っている状態
また、Bluetoothのレシーバを使えばコードレスで音楽を楽しめます。
ただ、音の事はよくわからないのですが、今聞いている市販のステレオから
聞いた音と比較すると、全体的に軽く弱い感じがします。音の広がりは通常
のスピーカとは違う感じがしました。
今後は音質を良くするのと、質感のあるペイントをし進化させていきます。
【参考】
1、スピーカの見取図
2、アンプ一体型の配線図