悠々自適な人生探索

旧ブログ「育児奮闘記」最後の投稿から15年を経て2024年に復活。人生新たなステージを正直に、そしてアクティブに!

少子化・・・ねぇ・・・

2005-06-04 18:10:40 | 親の思い
少子化がさらに進んでいる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

らしい。

ってのは、実感がわかないのです。

我が家の周りには、二人以上子供を持つ家庭がわんさかいる。
働いているママさん家でも、一人っ子はあまりいない。専業主婦になると3人ってのがザラ。

その理由は、やっぱり、育児協力体制が整っているってことなんだろうか。

1.地域の子育てに対する支援の手厚さ

うちの町は、児童手当や医療補助など他の地域と比べると各種制度が整っているみたいで、子供の出生や人口流入による人口増加率が県下でもトップクラスだそうだ。(昨日地域発行誌で読んだ)
確かに、近所にはマンションが続々と建てられ、完成すると「完売」状態。
なーんにも考えずに、単に通勤に使う駅へアクセスできるからって理由だけで今の土地を選んだ私たち。結果オーライってヤツです。

2.我が家は田舎にあるので、大家族、もしくはスープの冷めない程度の距離にいずれかの親が住んでいることが多い。

これは、ひじょーーーーーに大きな要因だと思う。私も強く実感している一人。

私にも2人の子供がいるけど、2人目を産もうってすんなり思えたのは、育児協力者(義父母)が同居しているからってのが一番の理由。もし近くに住んでいなかったら、娘は一人っ子だったって可能性も・・・。んー、でもやっぱ頑張って2人にしたかなぁ。もともと2人は希望してたし。

金銭的にはあまり深く考えなかった。ま、なんとかなるだろう、って、私たち夫婦は楽天家なので。 それに、田舎はまだまだ公立の学校が主体。だから、あまり学費の心配もしていない。我が家は既に「小中高大一貫公立」を掲げてますです、はい。

でも、いくら周りのバックアップが厚くなったとしても、ノーキッズの時とまったく同じ仕事を再開できるか、というと、職種によっては無理だと思う。私の職種もそう。
その場合の選択肢は2つ。

①子供を作らない
②職種を替える、もしくは、仕事の密度を下げる

②を選択できる条件は、企業のバックアップ体制が整っている、ってことと、それに対してやりがいを見出せるか、ってこと。子供と仕事と、天秤に掛けられるもんじゃないけど、掛けてしまうのが現実。
で、結果的に①を選ぶ人が増えてしまう、ってのが一つの要因なのでしょう。女性が責任ある仕事に就くようになり、やりがいを求められる社会になったからには、子供の数に制限を設けてしまうことは、自然の流れなんだと思う。昔みたいに「御国のために」なんて精神、ないしね。

と、これが今私が勝手に導き出した結論。

たまにこうやって、なぜ少子化か、即効性のある対策はないのだろうか、なんて考えたりするけど、要因が多すぎる。環境とか、お金とか、体力とか、・・・。で、すぐに挫折。
政府は、現場のいろんなタイプのワーキングマザーやDINKS(最近聞かないけど死語?)たちの声をきちんと聞いて対策考えてるんだろうか。


まぁ。

なにはともあれ、つくづく思う。
自分は、恵まれてるよなぁ、って。

単に、楽天家、って話もあるけど。なんとかなるさ、ってね


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