私、何でも擬人化するは好きではない。
例えば「艦隊これくしょん」は戦艦を擬人化しているが、これを見たときは、戦艦の格好良さが台無しだ~!と思っていたんだ。
もし、私が大好きな巨大建造物、とくに橋梁が擬人化されたら卒倒するだろう。
でも、本書「はたらく細胞」を読みはじめたら、細胞やらウイルス、最近などが擬人化されている。
が、面白いんだ、この漫画。
多分、免疫学や細胞、血液の研究者だと、卒倒しそうな内容かも知れないのだが。
「艦これ」をディスっていた自分が矛盾していることに気が付かせてくれたのだ。
そう、私はただ単に、厳つい戦艦を萌え絵にされたことが気に入らないだけなのだ。
自分が抱くイメージと乖離していたから受け入れられなかっただけ。
さて、本書も3巻目。
正義漢イケメンの白血球、どじっ子の赤血球のいつもながらの活躍だ。
今回は、一般細胞の生活が描かれる。
私から見ると一般細胞は在宅アルバイトというか、ほぼ引きこもりのような生活として描かれる。
すごく身近に感じるように工夫された作画やストーリーで毎度のことながら、すぐ次の巻を読みたいと思ってしまう。
本当は自分の体内で、こんな擬人化された小人さんがいるわけではないのだけれど、わくわくしながらストーリー展開を期待してしまう。
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