いつもは伊勢惣のみやここうじを買いますが、今回はますやみその玄米麹で、初めて玄米麹で甘酒をつくりました。
できあがりが「思ってたのと違う」でした。
もしかして玄米だからなのかな?
玄米の粒が少し固く感じました。
甘みも少し弱いかとも思いましたが、これは原料が原因かと思います。
私は餅米と米麹を使った甘酒を長い間作って来たのですが、これは常に甘くなります。
でもうるち米と米麹でも甘酒はできるので、最近は餅米を用意するのが面倒でうるち米を使うようになりました。
うるち米と米麹で作る方がさっぱりとした甘さになります。
今回はうるち米と麹米(玄米麹)でつくりました。
そのためいつもの甘酒とは随分できあがりが違うという結果になりました。
普段の甘酒とは違って、滋味深い風味があります。
ちなみに私が甘酒好きになったのは小学生の時。
普段は酒粕の甘酒しか作らない祖母が、大晦日だけは米麹の甘酒を作ってくれました。
農家で普段忙しくしていた実家では、大晦日の特別な飲み物だったという訳です。
私も所帯を持ってから自分で作るようになって、初めて米麹の甘酒がとても手がかかるモノだと知りました。
改めて祖母との思い出を大切にしようと思いました。
また、宮部みゆきさんの「ぼんくら」シリーズでは、たびたび「固練りの甘酒」が出てきます。
なんだかまた宮部みゆきさんの本が読みたくなってきました。