この日は、兄、両親、私の4人で作業しました。
父はほぼ予備摘粒のみ。
まずは父以外の3人で一番小さな防鳥網の展張。
30分ほどで終わって、次にブドウのジベ処理をしました。
↑ブドウは粉末タイプを水で希釈します。
品種によって濃度が
違うので、よく説明書を読んでから。
やり方は前日と同じです。
薄いカルピスみたいな色合いでちょっと美味しそうだな、と思うのは、日射しが強かったせいかと思います。
次に全員でブドウの予備摘粒。
まだ花が咲いている房もありますが、結実した房は山椒の実くらいの粒になっているものも散見されました。
予備摘粒では、蔓切りとサスかきを同時に行います。
私はこういう作業はキッチリやらないと気がすまない性格です。
母はスピード重視なので予備摘粒さえやれば、蔓やサスの処理をすっ飛ばすタイプ。
ま、当然、私はイライラしちゃうンですけれどね。
でもここでガミガミ言っても自分が損するだけなので、見て見ぬふりです。
これから本摘粒もあるし、袋掛けもあるし、それにまだまだ蔓もサスもニョキニョキ生えてきますから。
↑キズだらけのビワ。
ビワもサブ農産物の1つです。
まだちょっと早かったのですが、今年の初物です。
こんなにキズがあるとロッカー式自販機でも売り物にならないので、いただいてきました。
露地栽培で袋掛けもしませんから、キズも付きやすいです。
でも無袋(むたい)は、糖度が高いです。
つい先日まで緑色の実だったのですが、ビワも熟れてきたのか…そろそろ梅雨入りのシーズンが気になるところです。
↑亡くなった祖父のさつき盆栽。
祖父のようなマメな手入れをしていないから、かろうじて盆栽姿ですが…。
これなら地植えにすればいいのに、と思いつつ仕方ありません。
私が生きている間に、この果樹園もさつき盆栽もその姿を留めることはなくなる、と思っています。
そう思えばこそ、今、ガチ農業を手伝って、自分の記憶に留めておけばいい、と割り切っています。
次回も楽しくお手伝いしたいです。