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makoto's daily handmades

エッセイ「暮らしは、ちいさく」を読む

大原照子著。
著者は2015年1月にお亡くなりになっています。
この本は2012年の初版で買い求めたもので、先日MIFさんスペースからレスキューしたモノの中に含まれていました。
初めて読んだ時は本当に衝撃的で、自分が年を取って行くことを意識せざるを得ない内容でした。

大原さんは「きょうの料理」等でご活躍されていた料理研究家です。
私は「きょうの料理」にご出演されていた頃を存じあげませんが、「おしゃれ工房」(現在の「すてきにハンドメイド」)で、ライフスタイルの提案として取りあげられた回を見たことがありました。
モノを持たない生き方ではありますが、ミニマリストではなくてシンプルライフを実践されていました。
その時は、私にはできないなぁ、という感想でした。
でもたまたま手にした本書で、私も生き方や考え方を変えなければ、本当にマズいと思いました。
今から思えば、わが家にはモノがあふれていてどうしようもない、と感じたのです。

あれから数年が経ち、私のモノはだいぶ整理できました。
MIFさんのモノは全然分かりませんが、多少は変わったかもしれません。
今回、本書を再読して思うのは、大原さんほどのすてきな生活は送っていませんが、モノの多さは幸せには繋がらないことを再確認できました。
大原さんのような本当に気に入ったモノばかりに囲まれている訳ではありませんが、私の生活はだいたい気に入ったモノが多いです。
まだまだモノは多いけれど、少しずつでも減らしながら生活できているので、まずまずだと思います。
またまだ工夫できるところはたくさんあるな、と気づかせて貰いました。
再読して励みになるので、これからも時々読み返したいと思いました。

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