幽霊の日 知らずに描いて 及び腰
ゆうれいの 雲低きにて 風そよと
路地裏を からんころんと ちかづきぬ
よっつやデ！
幽霊の日 知らずに描いて 及び腰
ゆうれいの 雲低きにて 風そよと
路地裏を からんころんと ちかづきぬ
よっつやデ！
連綿と円朝煽じょう
朝から、
温気の負んぶうお化けに
未明は 赤き満月過ぎの赤き爛れ月
嫋々たる、降るや降らずの霧吹き雨
ぐだぐだと時もふり
幽霊ばなしなんぞを
たたしわたしのは「こい煩い幽霊」
幽霊に 恋して 道行きを
ウチの奥さんが朝から片付けモノ
カバンの中のものなど
この朝からクソ暑いのに なんでヤ！とは云いません！
でふと見ると手あかのついた「ドラえもん」をゴシゴシ親指でしてた
昼過ぎ、玄関先の雨水桶に「ドラえもん」
これって「ドラえもん」
フッと思た「これはドラえもんが、土左衛門」と
わたしも、たとえグッズとはいえ博愛の精神があり
表替えし
「リゾートドラえもん」に
昼寝から覚めた奥さん「ドラえもん浮いてるで」と私がいうと
「いい湯のドラえもん」
今晩は
「善魔」なんてコドバがある？
寸善尺魔 よいことは少なく悪い事ばかりが多い
涼しかった 何日かは「秋の天使日」はイッタイ全体なにやったのかと。見事な「夏どんでん返し」陥穽に落ちてもうた。いえいえイカロスの心地。しかしドロドロと溶けだしたのです、付け焼き刃の天使の翅が。ウスバカゲロウの如く、ワラワラとホンのつかの間の極楽。しかし、見事にヘビ花火。デルは出るはの温気龍雲。
しかしこれも太陽王の聖戦の名の下に
朝は
モズク入り蒸しパン。朝焼け乳牛しぼりたて生牛乳。熱帯夜寸前バター。そして朝採り夜露キュウリにトマト。
昼は
ふっくら炊きたて温気ゴハン、にふわふわ雲だし豆腐。生みたて入道雲鶏卵、汁っけたっぷりだし巻き•タップリ大根おろし掛け。スジ雲めざしかサバ雲のどちらか。そうそう縮緬雲ジャコ山椒もあります。香の物は虹彩漬け。
晩は
とりあえず夕立麦酒、これは欠かせません。突き出しは夕暮れ燕の巣酢もの。温気雲池のジュンサイというセレクトもできます。
お品書きは「トロトロ山芋雲のお好み焼き」「スジ雲の煮込み鍋」「積乱雲のステーキ」「羊雲のジンギスカンに巻雲もやし」「トロトロマグロ雲のぶつ切り」そうそう今日の特別メニュー「のぼる朝霧うなぎの蒲焼き」なんていうのがよろしののではと。もちろん比叡の天然ものです。多少精進料理のテーストはご容赦。
