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おばあちゃんの知恵袋!

狂ってる『BONNIE&CLYDE』咲ちゃんに

2023-02-16 09:13:45 | 日記

咲ちゃんへの愛が止まらない

『蒼穹の昴』の梁文秀からの『BONNIE&CLYDE』のクライド・バロウ

余りにも振り幅、凄すぎて頭の中は混乱状態

頭脳明晰で全く非のない文秀からアウトローなクライドへ

私の大好きな咲ちゃんが、同じ咲ちゃんがこうも見事に演じ分ける事が出来るのか

余りのギャップに茫然自失

クライドの限りない少年のような無邪気 さと青年の危うさ

舞台上の咲ちゃんから様々なものが溢れ出る

咲ちゃんのクルクル髪の毛

眉を使って無言のセリフを伝える美しいお顔

そして言葉を語るしなやかな手指

カッコいいスラリとした長過ぎる脚

全てが美しい

あぁ、もう私の心は魂は狂ってる

その狂った心を咲ちゃんが奏でるフランク・ワイルドホーンの名曲がおしゃれで、だけど刹那的な世界へと誘う

咲ちゃんが演じるクライドの刹那的なアウトローの世界は何とも危険で魅惑的

心が魂がゾクゾクする

咲ちゃんが作り出す魅惑的な空気感が劇場中を包み込む

私はその中に飲み込まれて包み込まれて抜け出せない

咲ちゃん無限パラダイス

心も魂もゾワゾワ

私は咲ちゃんの無限パラダイスから抜け出せない

ボニクラのクライド咲ちゃんが私を狂わせる

ボニクラの舞台が私の人生までも狂わせる

それだけ衝撃的なクライド咲ちゃん

 

そして表情がまたいい

時折、少年の顔を覗かせるクライド咲ちゃん

だけど左の眉毛を釣り上げて見せる少年と青年の狭間の危ういクライド咲ちゃん

もう咲ちゃんの顔の表情の演技だけでノックアクト

クルクルと変わる咲ちゃんの表情がまた美しい

以前の咲ちゃんより数段、美しい

文秀も美しかったけれど美しさも更に進化

歌唱も演技も美しさもどんどんどんどん進化してる

ただ、ただ無言で佇んでいるだけなのにクライド咲ちゃんの表情や眉や目元や口元で彼の内なる感情や人間性までもが伝わってくる

どこまで楽しませてくれるのか

 

私しっかり、ついて行けるように宝塚体力つけないとね笑

私全くボニクラ中毒真っ最中

この病、治るのかしら

いや治らなくていい

このままボニクラ中毒の沼に永遠にハマっていたい

 

 

 

 

映画『俺たちに明日はない 』

宝塚歌劇『凍てついた明日』

これらの作品の題材となった伝説のギャングカップル

『ボニー&クライド』

脚本イヴァン·メンチェル

作詞ドン·ブラック

作曲フランク·ワイルドホーン

潤色・演出 大野拓史

 

 

 

2009年サンディエゴで初演

2011年ブロードウェイで上演

 

 

物語の舞台は1930年代

世界恐慌下のアメリカ·テキサス

 

 

 

盗んだ車で銀行強盗を繰り返す

自由気ままに人生を謳歌する刹那的な生き方

 

そのクライドを彩風咲奈がジャジーなリズムでおしゃれに奏でる

それがなんとも小気味いい

だが、この作品、咲ちゃんの得意なダンスはない

歌と演技だけで魅せる魅せる

ワイルドホーンの楽曲が何とも心に残る

そして咲ちゃんの小気味いい歌いっぷりが最高

上手いホントに上手い

 

 

咲ちゃんが作り出す

咲ちゃんにしか創り出せない

心も身体も弾むような心地いいリズム

いえいえ咲ちゃんだけじゃない

フランク・ワイルドホーンの楽曲がそれぞれの場面に美しい程おしゃれに溶け込む

軽やかでおしゃれで観劇が終わった後にもメロディが心に弾む

だから余計に余韻が残る

魂が持って行かれる

なんとも素晴らしい舞台だろうか

 

 

 

 

気負い過ぎず軽やかに歌い踊る

そんな咲ちゃんに観ている、こちらの心にもリズムが踊る

 

 

こんな咲ちゃん初めて❤

 

こんな心踊る咲ちゃん初めて❤

 

 

 

舞台冒頭の銃声と共に死んで行くボニーとクライド

なのに、そんな悲愴な場面からは想像も出来ない心地良さ

 

舞台全体が咲ちゃんの奏でるリズムに包まれる

 

 

それは魔法にかかってしまったよう

 

 

ギャング物が嫌いなはずの私があれよあれよという間に咲ちゃんワールドに引き込まれて行く

 

アウトローで刹那的な、だけどおしゃれでカッコいい

 

 

 

新トップ娘役の夢白あやが舞台の雰囲気を更におしゃれに

 

夢白あやは美しい

大きな瞳と美しい歌声

 

そんな新たなパートナーと共に刹那的な青春の美しさと儚さを見事に演じる

 

『蒼穹の昴』の梁文秀とボニクラのクライド

あまりの違いにただただ驚き

宝塚歌劇の振り幅の凄さに脱帽

 

 

そして、それを見事に演じるタカラジェンヌたちにも脱帽

 

 

そして今や雪組の立派なトップの咲ちゃん

今回は特に気負わず自然に軽やかに、そして堂々たる演技

 

 

そして垣間見せる少年のような表情

純真無垢な、だけど傷つきやすくて繊細な少年の風情

抗うけれど抗いきれない少年の美しい気怠さ

しかし時には感情や行動がストレートに現れる

それが刹那的な美しさになるのか

 

 

そんな少年や青年を表現できるのが彩風咲奈

 

宝塚版『BONNIE&CLYDE』はストーリーはシンプル

だからこそ観ている者にダイレクトに良さが伝わって来る

クライドとボニーの生き様と同じ

見事にストレート

青春の危うさや挫折

そして恋心

 

それは若者たちの共感と羨望に

単なるアウトローなギャング物では終わらない

 

 

咲ちゃんが持つ少年と青年の魅力を余す事なく引き出してくれる舞台となった

 

 

今日は咲ちゃんの誕生日

この日に姫路から名古屋へ遠征

舞台の最後に劇場中でお祝い

幸せそうな照れくさそうな咲ちゃんが可愛い

 

 

彩風咲奈 最高❤

咲ちゃん 最高❤

雪組最高❤

 

 

本当に本当に幸せな1日

 

 

 

 

そして雪組の美しい皆様

素晴らしい舞台をありがとうございます