醤油屋女将の  ただいま子離れ奮闘中!!

南国土佐の高知県から醤油味噌屋の女将が家庭に仕事に“てんやわんや”!二人娘の育児ネタは遂に子離れ便りに!

前の2階。

2010-12-23 05:31:59 | わたしごと
実家の網屋(漁網屋)さんの倉庫、通称「前の2階」が壊された。

事務所兼母屋と道路を挟んで前にあった2階立ての倉庫兼仕立て場。

私が生まれた時にはもうあったと思う。




須崎の城山(昔のお城跡。全然観光スポットでない。津波が来たら逃げる先)の入り口から海へ抜ける道路を拡張する工事。

須崎の南北道路構想が具体化されてるのです



この東側の建物達が、どんどん立ち退き、風景が全く変わっていっている…



私の小学生時代には、なんとこの仕立て場にピアノがあったりして(笑)

練習しない言い訳にしたり(笑)


兄と弟と、この倉庫の網やロープでする「かくれんぼ」が最高に楽しかった

ものすごい怖い従業員のオジサンがいて、本気で泣かされたり(笑)


大きくなってからは、全く足は遠のき、どうでもいい場所だったけど、「前の2階」っていう呼び方には、
以前と変わらず愛情があった


空っぽになった、壊される日の前の2階は、本当に空虚だった。

役目を終えた寂しさに包まれて




解体作業は一気にショベルカー

容赦なく壊されて更地になった


足元はそんなに小さな場所やった!?って驚く


あるのが当たり前の風景も、なくなった瞬間から、少しの違和感だけで、ないのが当たり前になっていく…


愛情があった私でさえ。


我が娘たちも、保育園へ通う道のりで通っていた場所だけど、すぐに忘れてしまうだろう。


そして再来年度には、その保育園も新しい場所に移転される


長女は最後の卒園生になるわけで





水色の屋根のあの細長い建物は、港の中にある、製氷装置。

行き着く先、見渡す先があの建物って…


まだこの先の風景も激変する






今日は二人娘を連れて、須崎をお散歩しよう
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