くうあり

自分なりの気付きを綴るブログ  

主体性を育むとは

2014-03-30 09:09:40 | 子育て
子どもの教育関係のNPOの出している新聞にこんな感じの記事がありました。

小学生が地域のお祭りにどう関わるかということを例にとって。

「参加と参画の違い」

大人が全部お膳立てして、こんな楽しい祭りがあるからおいでと言われて参加するのが「参加」

計画の段階から、もっとこんな風に楽しくしてみようと子どもが主体的に計画に関わって企画していくのが「参画」


参加して楽しかったという経験が参画につながることもある。
いきなり、参画から始まることもある。
どちらにしても社会に「参画」し、能動的に深く関わっていくことで社会の一員としての自分のニーズを感じ取ることができ、より深い充実感や楽しさを感じられる。




そして、別の記事。

小学生の中に無気力で受動的な子どもが多い。習い事や塾などで忙しく、主体的に工夫して動く時間も場所も確保されていない子が多いのでは。「つかれたー」が口癖で、子どものたまり場で過ごす自由時間は、ゲームをしてほっとしたいという子も多いように見受けられる。子どもが主体の企画などを通して、自分を出しながら仲間と共に動き、充実感を味わいながら、社会に積極的に関わっていける人に育っていってほしい。



なるほどなるほど。いろんな記事を全て読み終わった後の感想。
学童期の子どもの成長する力を阻むものとして、自由に工夫して遊ぶ「場所がない」「時間がない」「受動的(過剰に与えられすぎていると能動的になれない)」というのがいくつかのキーワードなのかなと思った。このくくりかたは、思いつき。考察の余地ありでざっくりで甘いですが。

習い事も悪くないけど、あまりに数が増えて過剰になってしまうと、子どもが能動的に遊べる時間がなくなってしまうのかなと。
まず、のびのび遊べる場と時間が確保されていることが前提で、その上で一緒に遊んで、工夫して、何か一つのことを作り上げていく仲間がいて、その活動を根気よく支えてくれると大人のサポートがあって子どもは主体的に生きていけるような要素が増えるのかなと思いました。
「要素が増える」という言い方がミソでして。一概には言えないということを常に頭に入れておきたいのです。


でも、学校の教育はそういう子どもが主体的になれるような教育をしていないのかなぁ。
人数が多いとどうしても画一的だったり、形式的になってしまうのかなぁ。

学校や担任の先生にもよるんでしょうけどね。

どんな感じなんだろうと、小学校の教育の中身がちょっとばかし気になってます。


2 コメント

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主体性 (こなんちゃん)
2014-04-17 12:39:43
こんにちは。
久しぶりにのぞいたら、興味ある話題だから、コメントしました。
学童期の成長。
ほんとうに、時間、空間、仲間なんだよね~。
近所の子と遊べる日はお互いの習い事のない週1回とか。
いとこの子は平日の習い事つかれで、週末会うと必ず、寝そべって、ごろごろしている。

うちの2年坊主も、家で帰ってまず、まったり。
学校での自分の殻をぬぐように、アイドリングしている。
まったりは1時間30分くらいかかる。
それから、やっと遊びモードに入る。
遊びモードに入ったからといって、遊べる相手はなかなか、いない。
親の私が地域での、居場所作りをしなければいけないか?とじりじりしてきているこの頃です。
近所でプレバかな。
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こなんちゃんへ (naoですよ)
2014-04-17 17:48:06
コメントありがとう(^-^)/
お子様も学校でがんばってるんだね。近所の子と遊ぶ時間が合わないっていうのは、実際あるんだねぇ。
近所でプレパを作る!こなんちゃん言っちゃったね(笑)それができちゃう力がある人だから、是非実現してください。
私も我が子と地域の子どもたちのために何かできることはないかなって大きな視点をもてる大人でいたいな。ついつい、視野が狭くなりがちです。
こなんちゃん、ありがとう(*^^*)
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