昨日は、息子を車で連れ出した。
ホームセンターへザリガニのえさを買いに。
息子は友達との共同制作のマンガが納得いくものが描けなくて人生の全てが終わったような顔をしていたので、気分転換になればいいなと思った。
道中曲がるとこを間違えたついでに喫茶店に思いつきで入る。
アイスやらクリームの乗ったパンケーキを食べ、嬉し過ぎて白目になっていた息子。テスト勉強でこもっている娘には内緒。
そうだ、そういえばお姉ちゃんも学校休んでた最初の頃、よくお母さんと2人で喫茶店行ってたからいいよね、なんて話して、あれから2年かい、懐かしいな〜と思い出していた。
あの頃は私の不安が爆発してて、とにかく私の不安を整える作業だったなと思う。
子どもが魂抜けた顔をしてるのは見てて本当に辛かったし不安だった。
学校休んでカフェとか連れて行ってお金使ってご飯食べさせてていいのかな?とよぎったり。でも結論は、なんか美味しいもの一緒に食べよう、ちょっと車に乗るまででもお日様浴びれたらいいみたいな気持ちだったなぁ。そのうちカフェもパン屋もあらゆるお店が無理になっちゃったんだけれども。
喫茶店では息子がパンケーキにはしゃいで白目になってふざけてるの見て、ただただ面白くて安心した。幸せでありがたかった。
その後ホームセンターでは動物を眺めて話しかけたりしてゆっくりと過ごした。
夜はカレーにしたら息子が目を丸くして「こんな日があっていいのか!」と喜び、寝る前には「なんでか分からないけどいま幸せ過ぎて旅館にいる気がする」と言う。
朝はこの世の終わりみたいに沈んでいたけど、パンケーキから白目からのカレーからの旅館の気分で、わりと単純で私もなんだか笑えてほっとした。
たまにはこんな母子2人だけの特別な日もありだなと思った。男子は女子より成長ゆっくりだけど母親にくっついてくれるのはそう長くないだろうし。
娘はもうすっかり自立してきて話しかけても返事がないことも。でも年齢考えればそりゃそうだし成長が嬉しい!と思おう。いつでも娘のタイミングで甘えてきてもオッケーな器は用意しておこう。
子どもたちには私のエゴで色々窮屈にさせてしまったことも多かったけど、これからは少しでものびのびと暮らして自分で色々と学び取っていってほしい。
そんな心の余裕を持っていたい。私も昨日の息子のように幸せ過ぎて旅館にいる気分で毎日いられたら。
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