獣電戦隊キョウリュウジャーのレッドに学ぶ

私、キョウリュウジャー好きなんですよね。

子どもには戦隊モノは見せまいと思ってました。なんか、凶暴になったら嫌だなぁと。

息子も前の戦隊モノは怖がってたんですが、今のは見るようになって、

すごくなりきって喜んでます。ヒーローになりきる姿って愛おしいですよね。

で、そんなに息子が喜ぶならと思って、家事の合間に何気なく私も見てたんですが、

最近ドラマをあんまり見ない私は、キョウリュウジャーの若者たちの人間ドラマにうっかりはまっちまいました。

とにかくレッドの性格がいい！

いや、ほんとみんないい奴なんですよねー(笑)

今朝、念のブログを書いたばっかりで、今日の放送を見たら、なんだかぐっときちゃいました。

敵が、偽キョウリュウジャーを送り込んで、

ブルーのギャグはいつもつまんないんだよーとか、偽グリーンに暴言吐かせるわけですよ。

で、仲間割れ。

で、極めつけにキョウリュウブラックが、レッドの相当大事にしてたペンダントを銃で撃ちぬいて

「ファザコン」とか捨てゼリフ。

そんなことされたら普通怒り狂うと思うんだけど、レッドは、

「あー身に覚えがない。自分が悔しい。ブラックがこんなことするはずない。きっと俺が何かやっちまったんだ。ファザコン、確かに俺は親父が好きだけど、何でそんなこと言うんだ。分からない」って調子なの。

で、敵が肩透かしに合うわけですよ。どうして怒らないんだ？？って。

敵は怒りエナジーを餌にして生き延びているんです。

で、敵が困ってるうちに、ブラックの本物が逃げることができて、敵にこう言うの。

「見当はずれだったなぁ。レッドは仲間をばかみたいに信じてるんだ！」

おぉぉぉ！めっちゃいい！

私はレッドに惚れちゃいました。なんて素敵な人なんだ。

てか、レッドはどんな育てられ方をしたんだ？とか思いました。

どんなに信じられて、自分を信じて育ってきたのかって。

今朝書いたブログに、繰り返される思考（念）に支配されてしまうって話を書いたんだけど、

その話、子育てにもつながるんじゃないかなって思っていたんです。

繰り返し、「もっと早くしなさい」とか、「あんたなんて全然だめ」って言われ続けたら

ぼく私、そういう人間なんだって思い込んでしまうんじゃないかな。

そして、その思考に支配される。

「あんたはすごいねー」とか、「大好きだよ」

って言われ続けたら、前向きにチャレンジしたり、自分や人のことを信じられる人になっていくんじゃないかな。

くうあり