子どもにソフトに怒られる幸せな時間

夫婦喧嘩さえなければ家が最高、と娘が言う。

同感だなーと思った。

娘に指摘されて気づいたのだが、私は普段、相当夫に気を遣って慎重に話しているらしい。

それが、ムカムカさせているかもと言われて、へぇと思った。

自分のありのままで、わーーーっと言いたいことを喋ったとき

夫は首を傾げて不快そうな顔をすることがある。

友達と会って楽しかったポジティブな話も気に入らなさそうだし、悩みの底のネガティブな話なんて疲れた時に聞きたくないといわれたこともある。

機嫌がいいと笑ってくれることもあり、ユーモアあふれるときの夫が大好きだが、まぁとにかく自分と相手が嫌いになるような冷たい返しが基本かもしれない。

どうしてそうなったかといえば、私が怒りに任せてけちょんけちょんに言ったことが何回もあるためである。

私は言って終わるが、夫にとっては一生許せない傷になっているのだ。

私はいやなこと言われると数倍返しにしてしまう。

お前はどうなんだと吠えてしまう。

後ろをそっとついてきて穏やかにいてくれる人がいいんだろうなぁ。

でも私は無理。

「まじで言い返すよね、子どもだよね」と子どもに指摘された(笑)

塾から帰ってきた息子も一緒になって

「子ども」

「ようち」

「大人になって」

と言われて笑えてきた。

「子どもから大人が生まれてきたなぁ」

と話すと、

喧嘩のときいつもそれは思ってるよ、この人たち子どもだなぁって。

お母さんはお母さんで、誰に何言われても気にしなければいいんだよ。

限られた貴重な時間を大切に使おう？

時間は永遠じゃないよ、楽しく過ごせるように工夫しよう？

と子どもたちが口々にアドバイスしてくれた。

子どもにソフトに怒られている時間が幸せだった。

よし、ちゃんとしよう😂