雑記帳

日々の雑記帳です。

ぼたんとしゃくやく

2010年04月24日 | 日記
昨日、だるま寺の大龍寺へ行きました。

前日の雨も上がり、曇り空ながら、傘がいらないのはとてもうれしい。
車中は会話も弾み、一路田楽を求めて、岩井やさんへ。

期待を裏切らない味に、みな大満足。
平日で、この寒空で、めでる花もない中で、昼近くになるとお店は満杯。この集客力には驚く。味と値段の手頃さから来る満足度は、リピーターが多いのもうなずけます。

大龍寺のどうだんつづじの花は、やはり今年の異常気象の影響を受けていました。どうだんも桜と同じように花が先に咲き、葉が後から出るそうですが、もう葉が出ていました。寒さのせいで花芽が出なかったようですね。

正門の隅にボタンとシャクヤクが大きなつぼみをつけていました。「立てば芍薬、座ればボタン~」どちらがボタンで、どちらがシャクシャク?

ボタンは木で、シャクヤクは草だそうです。ですから、茎が茶色の方がボタンで、茎が緑はシャクシャクなんでしょうね。

途中、田んぼの中にレンゲソウが咲いていました。どの地域でも変わらぬ田園風景ですが、普段なら、ちょうちょが飛び交い春のぬくもりを感じるのですが。
空を見上げると、冬空とたがわぬ灰色の雲。冷たい風が吹き、雪がちらついてもおかしくない…そんな陽気です。

岐阜の繁華街もシャッターを降ろしているお店が多く、たまたま休みだっただけか、いえたぶんシャッターストリートになっているのでしょう。かつてここの隆盛期を知っているだけに、時の移ろいのむごさを実感するとともに、現状を打破する努力の必要性を痛感しました。

この商店街に春の日差しが差し込む日が一日でも早く来ることを願うばかりです。

車は一路高速で名古屋へ。気候とは反対に楽しい一日でした。