雑記帳

日々の雑記帳です。

鮎三昧

2011年07月19日 | 日記

高速道路から目に飛び込んでくる景色は、あたかも整然と敷かれた緑のじゅうたんのようです。

すでに田植えが済んだ田んぼは、農業を営む人々にしばしの休息を与え、稲の苗は実りの季節に向かってすくすく成長しています。

 

昨夜遅く急きょ誘われ、今、長浜へアユを食べに行く車中の人となった私です。

 

「ミーン、ミーン」せみのせわしげな鳴き声が、窓を閉め切った車の中にまで聞こえてきます。
まだ朝早い時間なのに…今日の暑さが思いやられます。

 

途中、お店に予約の電話をすると、

「今日は予約がいっぱい。2時過ぎなら~」

思いつきドライブは前途多難です。

 

店を探して迷いに迷い、先ずお店へ。その時、10時半。

ひと組くらいどうにかもぐり込めないか…甘い考えも泡と消え、

時間つぶしに彦根城の庭園へ向けて出発。

 

40分位で彦根城到着。目的の庭園探し……車でぐるぐる~~。


園内は、中学生の団体を始め多くの観光客で賑わっています。
歩いている人たちを見ると、もう私は車から降りる勇気?はありません。皆暑さでぐったり。


「城内の見学とお庭を散策に1時間半くらい要しますよ」チケット売り場のご婦人の言葉。

 「暑い+お腹がすいている」、1時間半も歩くの?…無理無理!熱中症になる~。

 

琵琶湖を見ながら、今来た道を引き返します。

 

12時半。お店に行っちゃいました。

お店の方のご配慮で、間もなく席に案内していただきました。

お店は、屋根の上から水が出て冷やしています。エコですね!

店内にエアコンは無く、
扇風機が回るのみです。
私には、その扇風機の風すら強く感じられます。

  甘露煮

 

 刺身  塩焼き

 

 子持ちアユの南蛮漬け  フライ

 

 小アユのてんぷら  蒸し魚田

 

 ぞうすい(ふつうはご飯と汁、金額追加で変更可)

 

 

川魚が苦手な私ですが、数年前からアユを食べるようになりました。
裏で養殖しているアユは、 まだ生きていました。ちょっとかわいそうな…。
卓上のコンロで骨までこんがり焼くと、 コリコリして美味。


今回の思いつきドライブ。 

ツアーのように、いろんなところの見学はできませんでした。
あっちこっち迷い、同じ道を走ったりもしました。
でもそれは、この地方の大雑把な地図が頭に入ることともなりました。

 

行き当たりばったりの旅もまた楽し…です。

鮎茶屋 かわせ をご覧ください。


サフランモドキとアーモンドの木

2011年07月18日 | 日記

今日、丹精込めて作られたお花をいただきました。

サフランモドキ
ピンクの可愛らしい花、花びらに黄色の花粉がいっぱいついています。
もう鉢に仕立てていただきました。
この鉢には、小さな芽もたくさん顔を出しています。
(写真でご覧いただけないのが残念!)

鉢のそばにあるのは、サフランモドキの球根です。

アーモンドの木
アーモンドが実っています。
「このアーモンドは食べられるの?」すぐ食べる方へいってしまう私。
「食べたことないけれど、コーヒーみたいに加工すれば食べられるみたいよ」
上の方の葉をとり除いて数日水にさしてから、鉢に植えれば根が付くそうです。

アーモンドってこのようになっているんですね!
始めてみました。


 

 


「がらたて」って何?

2011年07月17日 | 日記

長浜の方へ行った時、たまたま寄った産直所で見つけました。

「がらたて」

見た感じは、「麩まんじゅう」です。
だって、三喜羅の皮によく似た葉に包んでありますもの。

でも、隣にちゃんと「麩まんじゅう」があるんです。

麩には「青のり」が入り、竹の皮に包まれています。

私の知っている大口屋の「麩まんじゅう・三喜羅」は
三喜羅の葉に包まれたものです。
餡はこしあん。

ここの「がらたて」と「麩まんじゅう」…どう違うの?
そんな時、そのお菓子を作っているお店の方らしき人が、
他の商品を納品にみえました。

「このがらたてと麩まんじゅうはどう違うのですか?
がらたての包んである葉っぱは、三喜羅の葉っぱによく似ていますね」と聞きました。

「がらたては三喜羅(三帰来 ) の葉っぱなんです。父が、いろいろ試行錯誤して、
皮はういろうっぽく作りました。中はつぶあんです。麩まんじゅうは、こしあんを使用していますが、包みは竹の葉です」

なるほど、地域によって「三帰来」の葉が「がらたて」と呼ばれんるンだ、と納得。

どちらを買おうか迷って…
「がらたて」を買いました。
餡は田舎饅頭、皮は???少しのど越しがありました。

「がらたて」は滋賀県の湖北(長浜より北)で、昔から各家庭で作らているおやつ代わりの餅で、
 米粉(小麦粉)をお湯で練った生地の中に粒餡を入れて蒸すだけの非常にシンプルな和菓子だそうです。

その地域の昔からの伝統…それは時の流れとともに変動しながら、でも伝統は伝統の片鱗を残しています。
このがらたては「そこへ行かなければ知ることができなかったこと」です。

このようなことがうれしい私です。


ナスの塩もみ

2011年07月16日 | 料理

毎日暑いですね!!

にもかかわらず、食欲は落ちないので…。

子供の頃、家のそばの畑からちぎってきたばかりのナス。

そのナスを輪切りにし、塩でもみます。

それに生姜をすり、しょうゆをかけて食べました。

採り立てのナスの甘さ、ショウガとしょうゆが良く合って、食が進みます。




枝豆

2011年07月15日 | 料理

朝、長久手の方へ用事がありました。
先に、農協へ寄ります。

近隣の方々が丹精込めて作られた野菜がいっぱい!!並んでいます。

きゅうり、トマト、キャベツ、ピーマン、玉ねぎ、じゃがいも、ねぎ、ニンニク、ナス…他にもいっぱい。
もうサトイモも出ていました。

所狭しと台に並べられた野菜たちの中で、ひときわ目立つ…枝豆君がいました。
枝つきで売られていました。

父が健在の頃、粒の大きな枝豆を作っていました。
枝豆は、「湯を沸かしてから採りに行け」というほど鮮度が落ちるそうです。

長じてからは、採り立ての枝豆がなかなか入手できず、
店頭で見ても、見るだけで購入するということはありませんでした。

でも、子供の頃から半世紀近く、私の舌もあの頃の「枝豆の味」を忘れつつあり…、
ちょっと迷っていると。
ここの店員さんらしい人が、生産者の名前を見て「この人の物は大丈夫よ~」

買ってきました。
父が作っていたものより粒は小さいですが、良く実が膨らんでいます。

枝豆250gは1リットルの水が沸騰したら、塩40gを入れて3分半から5分茹で、茹で汁を切ってうちわであおぎます。
この茹で方が、今一番のお気に入り。

今日みたいに暑い日は、塩味で甘みを増した枝豆にビール  がうれしいですね。