月下の道標

光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景

白馬大池の夜

2007-08-26 | Trip




先日 ブログでもお話していたとおり
登山をしてきました。
山頂に到着するまでは
とてもいいお天気で真っ青な空
おいしい空気
とても気持ちの良い登山でした。
登るのは大変だったけれど
やさしいお連れさんは
不慣れなmarimにペースをあわせて
くれていましたので
無事登頂することができました。
…が
やっぱり写真どころではなくて
山岳風景写真はあまり撮れなかったです。
みなさんにお見せできるような
お土産の写真がなくて申し訳ないです。。。

また山に挑みますので
いつかは公開できたらなと思います。。。

さて
やさしいお連れさんとともに
山頂に到着して
まずはテントを組み立てます。
山頂のお天気はさっきまでの青空が嘘のような
雨模様
さっさとふたりでテントを組み立て
そして食事の支度です。


「こんな天気だから星の撮影は無理だねえ」
「そうだねえ」
といいながらこの日無事に登頂できたことを
喜びあいビール350mlをプシュッ☆

「乾杯~」
「お疲れさま~♪」

山で飲むビールはウマイ♪

今晩晴れたら撮影と
明日のことも考えて
とりあえず1缶づつ飲み干す。

「もう少し買っておけばよかったね」marim
「うん.飲み足りないね」お連れさん

とはいいつつ
私もお連れさんもいつも
たくさん飲むほうではないので
とりあえず満足。

が…お連れさんにビールを飲ませる…
不安がありました。。。

たのしいお夕飯時間も終わって
食器も片付けて
それでもまだ夕方6時
当然まだ眠たいという時間ではありません。

お天気の崩れは
山ですからね
覚悟はしていたので
撮影ができないのはあきらめもつきました。
それに
なんていったって
今回は「恋人と登山」(*´艸`*)ムフフ

正直言って撮影なんて
どうでもよいわけです (ノ´∀`*) アハッ

とうとう本音がでてしまいましたね ハハハ

前日は道の駅でテント泊をしていましたが
そのときは積もる話もなしにして
さっさと寝て
この山頂でたくさんお話をしようと思っていたのです。

題して「白馬大池の夜」

marim的山頂の夜は

「恋人と満天の星の下
撮影をしながら温かいコーヒーを飲んで
その後はお連れさんの胸の中で
山行の思い出話を聞きながら眠る」

だから今回はテント泊にこだわっていましたよ。。。
だって共同泊の山小屋ではできないでしょう。ハハハ

marimの「白馬大池の夜」
さあ はじまりはじまり…


が…
お連れさんが早くも寝床の用意

「えっ?もう寝ちゃうの?」

「うん、明日早いから」
「何時に起きるの?」

「6時」

6時ってmarimにとっては
いつも起きる時間ですし
早いことはないのだけれど

「ま、いいか 疲れてるし…
寝転がりながらお話すればよいことだしねムフフ」marim心の声

ところが…
早々にシュラフに体を包むお連れ…

「そんなのに包まったらイチャイチャできないじゃん」

「テントの中でイチャイチャなんてできないでしょう。
隣に声つつぬけだし」

「何もそんなことするってわけじゃないし~;
二人でロマンチックな夜を過ごすんじゃなかったのか」


「山の夜は早いんだから さっさと寝るっ」

仕方なく手も足もでないシュラフに包まり
これといった会話もなく

「ぐ~っ」早くも寝静まるお連れ…
実はお連れさんお酒が弱い。
いつも350ml1缶でできあがります。。。

「お前さん、まだ6時よ…;」marim

marimは結局よく眠れず
夜中12時ころにいったん目が覚め
時折雲の間から見える星空を
一人寂しく眺め
悶々とした一晩を過ごしました。

「あいつに飲ませるんじゃなかった…」marim心の声


次の日
元気よく山を降りるお連れさん。。。

期待したロマンチックな夜を過ごせず
ぐったり力のでないmarim
昨日よりやけに重たく感じるザック…

下山したら
写真仲間のeさんから
私とお連れさんそれぞれの携帯に
一通のメールが届いていました。


『こんばんは
今頃テントの中でtさん(お連れさん)が
テントを張っていますか?(笑)
気をつけて山を楽しんでくださいね』


苦笑…――(-ω-;)―→




写真展「あなたに伝えたいこと」



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月夜の要塞

2007-08-24 | Moon


EOS5D EF24-105mmF4L IS USM

先日のGさんとのお話です。

「こないだな、あいつと車の中で二人っきりになってな」

「ええ…」

あいつというのは奥さんのことです。


「なんかなすごく触りたくなってな」

「ええ…」

「触ろうとしたら ‘あんた何するの!’ って手をはらわれてな…」

「あららあ…^^;」

「拒否されたからな、しかたないから
‘じゃお前が俺をさわってくれへんか’って頼んでな」


…もちろん拒否されたらしい 笑


日本人って肌と肌をふれあってのスキンシップって
薄いですからね
ましてや長年連れ添った夫婦となりますと
いまさら照れくさいのか
そんなものなんでしょうか…ハハハ

手をつないだり
抱きしめあったり
これってすごく安心できるものなんですよね。

外国の方はそういったスキンシップは
恋人や夫婦間ではもちろん
友人知人などでもコミュニケーションの手段として
ごく自然に行われていますし
うらやましいなと思います。

そんな肌のぬくもりを得られなかったGさん

「誰でもいいから俺を触ってくれ」 笑

いくつになっても
肌のふれあいはしていたいものですね。


安心できるものとして
先日 教習生とこんな話をしていました。

好きな人や大切な人の匂いがそばにあるとホッとできるものですが

うちのマリー(愛犬)
しばらく家を留守にすることがあって
妹の家に預けていたことがあったのですが
そのときにマリーさんは
私の荷物のそばを離れなかったらしいです。
妹の話によりますと
荷物の匂いを嗅いでいたようです。
きっと私の匂いを嗅いで
待っていたのではないかと…
寂しかったようですね。

で…
教習生、
剣道をやっていて
夏の合宿に
某大学の男性と合同練習をするという。

剣道っていうと
防具などけっこう臭いんですよね。。。
胴衣ってあまり洗えないのかな。。
分厚いから洗っても乾きにくいようで…


「まだ恋人いないんですよ~」

「じゃあ、今度の合宿で見つけるチャンスじゃん
いい男ゲットしてき~^^胴衣着た男ってかっこいいしい~」

「でも面で顔わからないですから」

「顔なんて関係ないじゃん」

「え、いやですよ~。いくら強くっても顔が好みじゃなかったら…」

「フフフ…どんなに顔が好みでも人間にはフェロモンの相性っていうのがあってね」

「なんですかそれ?」

「汗=フェロモンでね、その人の匂いが心地よく感じられたら
相性がよいってことなんだよ~
所詮男と女なんてオスとメスだからね」

「えええ、そうなんですかっ 笑」

「フフフ だから今回は汗の匂いを嗅いできなさい」

「わかりました^^」

まだ何も知らない子供に何を吹き込んでいるんだか 笑



「先生…いつもそうやって匂い嗅いでいるんですか…?」



「フフフ…どうかな…」


ライブのお知らせ
以前CDジャケットに写真を使っていただいた
L's mad party様が9月14日、名古屋でライブを開催されます。
名古屋ミュージックファーム
音楽を聴きながら夜を過ごされるのもよいかと思いますよ(^^)



写真展「あなたに伝えたいこと」
















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永遠の時間

2007-08-12 | Daily life


CANON EOS20D EF24-105mmF4L IS USM

昨日からお盆休みに入っている方もいらっしゃると思います。
ゆっくりお休みくださいね。

私は・・・いつものとおりお仕事でございます

今日はひと足早めにお墓参りに行って来ました。
今週末、晴れたらお連れさんと登山に出かけますので
準備に忙しく・・・行き先は北アルプス「白馬岳」
テント泊食料担当のmarimは献立に頭を悩ませています。
荷物は軽量化にしないと年寄りにはつらい・・・
そこで浮かんだのは「フリーズドライ食品」
昔と違って今のフリーズドライ食品はおいしいらしい。
でもこんなものばかりでは味気ないような気もしますし・・・
かといってこの猛暑の中
ナマモノなんて持っていけないですし

もう少し体力があればあれやこれや持って行くのですが
食料を増やして他の荷物を減らすわけにも行かないですし

・・・食料の心配も尽きないのですが
いちばん頭を悩ませるのは
この暑さの中・・・お風呂に入れないということです。。。

散々汗をかいてテントで男性と一泊
これは女性にとってはかなり抵抗があることだと思いますが
彼に言わせるところ
そんなこと気にすることではないらしい・・・
昨日からお連れさんは山岳会の人たちと
5泊6日の登山に行っています。
テント泊のようですが
その中には女性もいるということです。
お風呂に入れるのは一回だけらしいのですが
すごいなあ・・・これが山の女なのかと(^^;
私にはできないだろうな・・・
そのうちお風呂に入れないのも慣れてくるのでしょうか・・・
一人でしたらがんばれると思いますが
同行→お連れさんときたらだめでしょうね…

いったいどうやって
体を拭き拭きしたらいいんだか・・・


Annex Galleryに「永遠の時間」アップいたしました。
どうぞご覧ください。

写真展のお知らせ







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Moonlight

2007-08-03 | Moon


そのときの思いを残しておきたくて
写真を撮る

思いを残すということは

ときにその思いに区切りをつける行為でもあるのかと

ひとつの別れを思いながら

写真を撮る

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