この店のママと思われる女性が
「写真撮るとお金いるの?」
おびえたような顔をして聞いた
店内などの撮影でたまに聞かれることもあるが
そんなふうに聞かれたことがなかったから
驚いた
ファインダーから見る
ママの顔は手抜きをした化粧
暗い場所ならではの濃いメイク
厚いファンデーションで隠されていたが
土色の肌をしているのがわかった。
長年の飲酒の積み重ねがそうさせたのかもしれない
ママの眼はまっすぐこちらを見ていた
まばたきもしないでしないで
私から視線をそらさなかった
それ以上 近づけなかった
撮ってるあいだ 気持ちが震えた
この写真の女性は酔っていたようだが
撮影中 背を向けたまま
聞き取れなかったがずっと何やら話していた
柳ヶ瀬撮影ははじめてではないのですが
何度通ってもなかなか感じたようには撮れない場所で
今回も昔ながらの柳ヶ瀬を撮るつもりでしたが
いつも撮影に一歩踏み込めない何かを感じていました。
今回は当時の面影を残す店を撮りたくて
思い切って店内に入り撮影を頼みましたが
予想どおり最初は受け入れてもらえなくて
今回の柳ヶ瀬撮影で
今まで何度となく通っていても
この場所に近寄れなかった理由を見たような気がしました。
怯えたママの眼
女性の冷ややかな口調
店の空気感
この街は直感で悲しい寂しい街なのだと知りました。
人の心の裏側に触れることは簡単なものではなく
軽い気持ちでこの場所は撮れないのだと知りました。
彼女たちにある心の裏側
私の心をつかんで離れなかったです。
「覚悟を決めて撮らないといけない場所」
撮りたい場所だけれど
そんな覚悟ができないでいます。
常連客だけの毎日
新しい客などいない
時間はいつごろからか
止まったまま
柳ヶ瀬はたくさんの雑居ビルがあって
そのビルには小さな横丁があります。
その横丁にある自分の背丈よりも低い店の扉
店内も5人ほどでいっぱいなほどのスペース
そんな店が一つのビルにひしめきあうように
軒を連ねています。
昭和の時代
たくさんの飲食店 映画館 そして風俗店が
せまいスペースにひしめきあって
柳ヶ瀬で店を持つことは
当時この業界ではステータスだったのだと思う
誰もがこの地に憧れ
たくさんの人が押し寄せていたのだと思います。
当時全国的に名を馳せた繁華街も
今はひっそりとしています。
岐阜 柳ヶ瀬にて
男女の戯れあい
口から出るのは仮面をかぶった台詞ばかり
夜が明ければ
忘れてしまう
薄っぺらな言葉とわかっていても
通い続ける
何がそうさせるのかな
今月の写真誌「PHaT PHOTO」のフォトコンで
お連れさんが入選しました^^
うれしそうでした。
言葉でださなくとも行動でわかる人で^^
その晩 柳ヶ瀬でフィルムを使い切っていました
がぜんやる気^^
私もがんばって撮るぞ~^^
何気ないバスの中の1シーンに
なつかしさを感じて
また数十年たったころ
バスに乗り
このシーンを思い出している自分を
想像していました。
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お連れさんとの京都旅行
お天気もよくて平日とあって
観光客も少なく
ゆっくりと静かな時間を過ごすことができました。
写真はあまり撮ってこなかったのですが
とても贅沢なよい時間を過ごせたと思います。
連れていってくれたお連れさん ありがとう^^
実はお付き合いはじめたのが6月で
記念日だったりもしました^^
これからもよろしくデス。。。
北斗七星はどこ~?
前回の記事にて
わからなかった方に…^^ウフフ
ココです☆
明日からお連れさんと京都に行ってきます。
久しぶりの京都観光
お天気は
楽しんできます
前回の記事にて
わからなかった方に…^^ウフフ
ココです☆
明日からお連れさんと京都に行ってきます。
久しぶりの京都観光
お天気は
楽しんできます