月下の道標

光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景

滋賀県立陶芸の森

2023-10-29 | Trip


9月ですが滋賀県甲賀市信楽町にある「滋賀県立陶芸の森」に行きました。



信楽の山々を見下ろす陶芸の森のシンボル「炎の人」陶芸の森では大型の作品も作陶しています。






野外展示広場では日本だけでなく海外のアーティストの作品も見ることができました。



創作研修館では*アーティスト・イン・レジデンス事業により集まった陶芸家が制作していました。
(*陶芸家を志す人に作家との交流と若手作家の活躍の場として施設を提供し、さまざまな国の陶芸家を受け入れている)



大型のガス窯や伝統的な穴窯を利用するには陶芸についての豊富な知識と経験、活動実績が必要で、
厳しい審査に承認されなければならない。








NHK連続テレビ小説『スカーレット』喜美子も格闘した穴窯。1回に使う薪代が高く温度管理が難しいですが、薪を利用した自然の炎
がもたらす焼きの変化は多くの作家を魅了します。











創作研修館では実験的で創造的な作陶をすることができます。
施設見学時には日本人だけでなく海外の芸術家も作品を制作しており、信楽の土で焼いた大量のピースや色見本が精緻に並べられ、
作家の作品作りのこだわりを見ることができました。





広場では一般の人が作陶した作品も見ることができます。陶芸の森では初心者でも本格的なやきものをつくることができ、
子供のための陶芸体験会も開催しており、陶業後継者の育成にも力を入れています。






伊吹雪景

2021-02-21 | Trip


CANON EF24-70mmF2.8LII USM
Photoshop CC









奈良法相宗大本山薬師寺伽藍

2021-01-19 | Trip

大講堂(2003年再建)


西塔(1981年再建)

玄奘三蔵院伽藍(1991建立)

(iPhone XS Max)

写真は11月に訪れた奈良法相宗大本山薬師寺大伽藍で撮ったものです。
コロナウィルスで密を避けた時間だと開門か閉門間際になり(とはいっても訪れる人もまばらでしたが)今回も西に日が落ち始める時間に訪れました。
東塔を除くほとんどのものは近年再建された新しい建築物ですが、平瓦と丸瓦が端整に組み合わされた本瓦葺きの反り屋根に朱や緑、金色に彩られた楼閣は、
現代の建築技法で再建されたとはいえ煌びやかで美しく当時の白鴎伽藍が偲ばれました。
薬師寺の伽藍には国宝の東塔(今回工事中)や西塔、食堂や金堂、回廊、そして玄奘三蔵院伽藍の玄奘塔など壮麗な堂塔がありますが、
大講堂は正面41m、奥行20m、高さは17mあり、薬師寺伽藍で最も大きな建築物で特に目を引きました。
大勢の学僧がここに集まり経典を講讃していたようです。大陸由来の建築物である寺の屋根は反り屋根が多く、この大講堂も中国のものほどではないですが軒先が反り返っています。
神社では日本古来の檜皮や茅を使った屋根が多いですが、寺社共に建物の大半を占めるほどの大きな屋根からは寺社の格式を現す重要な意匠の役割や、自然の脅威から仏や神を守る人々の信心深さを見ることができます。

















法隆寺にて

2020-12-14 | Trip

(iPhone)
11月12月と週末は奈良で古寺巡りをしていました。
小学校の修学旅行で訪れた法隆寺や東大寺などの仏教建造物の崇高な美しさに、それまで自分が抱いていた寺のイメージが覆り(竹藪の中に墓、境内は遊び場とか)
寺の何たるかをよく知らないのに感嘆したことは今でも鮮明に覚えています。
仏教はさっぱりわからないので、まずは日本仏教のルーツ、奈良仏教系三宗のひとつ法隆寺と聖徳太子や山背大兄王ゆかりの法起寺や法輪寺を巡りました。
斑鳩の地を実際に歩き見ることは、漠然とした歴史の事柄が点と線で繋がり、古寺巡りをいっそう楽しいものにしました。
今回法隆寺で初めてご尊容を拝見した細身ですらりとした百済観音像の美しさにうっとり。心奪われました。


(iPhone)

日没間際の金堂と五重塔も美しかったです。月夜に照らされるとまた格別でしょう。
法隆寺の御朱印帳は寺名の無い無地の表紙です。紙質は厚めで墨の裏移りがなく表裏両面使えるので気に入っています。
表紙をめくると憲法十七条の一文が記されています。
今回は「上御堂」で11月の3日間のみ公開されるという秘仏「釈迦如来」の御朱印をいただきました。
何度も岐阜から通った甲斐がありました。
法隆寺の御朱印はたくさんの種類があって、御朱印一覧表?をちらっと見せてくださったのですが、ネットで出回っている以上の種類でした。
ちなみに法隆寺はいちどに何体もの御朱印はいただけません。基本1回一体のみです。

















Italian Job 2018

2018-05-28 | Trip















CANON EOS5D MarkIII
CANON EF16-35mm F2.8LII USM
PhotoshopCC




































日吉山王まつり

2017-05-04 | Trip
















CANON EOS5D MarkIII
CANON EF24-70mmF2.8LII USM

Photoshop CC



主人に誘われて神戸の山王まつりに出かけました。
初めて観覧しましたが
松明を掲げ神輿を担ぎ声を張り上げながら一気に駆け抜ける様子は
勇壮で迫力がありました。


火の粉が顔にかかりヒリヒリしています。
来年は顔面マスク着用・・・










お散歩写真部in友ヶ島

2017-05-02 | Trip












CANON EOS5D MarkIII
CANON EF24-70mmF2.8LII USM

Photoshop CC


写真を撮るより写真部の皆さんとテクテク散歩が楽しかったです。
写真スポットとして名の知れた場所なので
また三脚担いでしっかり撮ってみたいです。

葉が青々としたジメジメした夏に行くと素敵な写真が撮れるだろうと思ったのですが
ムカデがいるではないかっ!

友ヶ島シーズン終了・・・




しべ桜

2017-04-18 | Trip



















CANON EOS5D MarkIII
CANON EF70-200mm F2.8L IS USM
Photoshop CC


滋賀 近江八幡 八幡堀にて

桜は終焉を迎えていましたが
しべは桜木を赤く艶やかに染めていました。
やがてしべも落ち新緑の頃を迎えます。






熊野古道 伊勢路 

2017-01-03 | Trip















新しき年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます


本年もよろしくお願いいたします


























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狼煙の灯台にて

2016-08-15 | Trip



CANON EOS5D MarkIII
CANON EF24-70mmF2.8LII USM


能登の旅、前回の7月、今回の8月と2回目の旅になります。
今年のお盆は天候に恵まれましたが
とにかく暑い暑い。
汗だくの旅となりました。
人出もあったのでひっそりワイエスな雰囲気の能登が一変してリゾート化していました。

宿の女将さんにすすめられた狼煙の灯台「禄剛埼灯台」
前回は雨が降っていたのでイマイチでしたが
今回は空の青に灯台の白さが一層に映えて眩しいくらいの美しさでした。











カーテンコール

2016-06-06 | Trip


CANON EOS5D Marklll
Carl Zeiss Makro Planar T*2/50ZE
Photoshop CC



岐阜市内柳ヶ瀬に行きました。

YANAGASE GHOST TOWN記事以来です。

新しい店が増えていました。
最近流行りの路地裏横丁がたくさんあり
起爆剤になっているのかもしれません。
再開発が思っていたより進んでいます。
昔の古い昭和の面影は消えていきますが
柳ヶ瀬の賑わしさが戻っているようです。


近くの女子中学生3人が学校帰りに私の部屋の前の道路で合唱しています。
下手ではないのですが
高音部分に雑味を感じ時々耳障りになります 
せいぜい歌っていても10分くらいなので・・・
アンコールは思ったことはありません 笑













下田ペリーロード

2016-06-06 | Trip









CANON EOS5D MarkIII
Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical



伊豆下田は
古くからある平瓦と漆喰を組み合わせた
なまこ壁の建物が有名ですが
下田ペリーロードでは
石造りの壁の建物が多く見られました。
伊豆石の産地で石材が手に入りやすく
また軟質で加工がしやすいことから
建築資材として使われていたようです。
瓦や漆喰、伊豆石は水害や火災などから建物を守り
また町の美しい景観となっています。

























大矢田神社にて

2016-05-16 | Trip



CANON EOS5D MarkIII
CANON EF70-200mm F2.8L IS USM
Photoshop CC


2年前の紅葉シーズン突入前に下見に行ったときのものが出てきましたσ(^_^;)
結局 赤く染まった頃には撮影に行けず^^;














旧醒井郵便局にて

2016-05-11 | Trip





ヴォーリズ建築
CANON EOS5D MarkIII
Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical








ヴォーリズ建築ではないのですが

もとはレンガ塀だったのかな。





















































黒船 サスケハナ

2016-05-08 | Trip













高速で伊豆下田に到着すること6時間
ドライバーは私と妹の2人体制
前回下田に来た時は1人で全線一般道路で労力気力ともに限界だったので
( 若気のいたりってやつですね)
今回は無理なくしかも余裕の2人体制の高速で行きましたが
GWということでどこのお店も行列で
せっかくの旅路で美味しいものも食べられず
コンビニ 屋台 土産売り場の試食・・・
次回は大型連休は外して行きたいです。

写真は下田遊覧船 黒船サスケハナ

実物はもっと大きな船だったようで
(ドラマや資料などで見たところ)
黒く塗られた巨大な船を見て当時の人たちは恐怖を感じたろうが
青い空と町の緑に映える黒い船体に赤や金色の差し色が施された船体は美しい。
吉田松陰が乗りたくなる気持ちもわかります。


CANON EOS5D MarkIII
Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical




































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