CANON EOS5D Mark2
CANON EF16-35mm F2.8LⅡ USM
急に思い立って
山に登ってきました
山に入るときは
いつもは主人か主人の友人
ソロトレッキングといっても
いつもマリーさんがいましたが
この日は一人で登ってきました
山は一人より複数人のほうがよいと思いますが
最近はソロで登山をしたいと思うようになりました
ソロで感じたこと
いつもより山に真剣に向き合えたような気がします
近くの伊吹山 標高1300mほどの山です
百名山といわれるほどの山で
山頂からの眺めもとても良いのですが
実はあまり好きではない山だったのです
いつも主人と登るときは
朝8時頃
頂上に着くのはお昼過ぎ
下山は夕方になることが多い
登山者も多く
自分のペースが作れなく
疲れてしまうことが多く
登頂できなかったこともあり
この日は時間に余裕を持って
夜が明け始めた5時半に出発
まだすこし薄暗い山道
登り始めた頃は
蛇が通過したり
まだ新しい動物の糞
明らかに草食動物ではなさそうな
大きな糞もありましたが
もうすこし出発が早かったら
野生動物との遭遇もあったのかもしれない
鹿は見ましたけどね
いつもはうるさく感じる熊鈴も
持っていて安心できるものでした
今回の装備
雨具(レインウェア
スパッツ)
手袋
帽子
サングラス
行動食
昼食
非常食
水2ℓ
ガスヘッド
ガス缶
クッカー
フォークスプーン
ヘッドランプ
コンパス
ロールペーパー
ウェットティッシュ
一眼レフ レンズ1本
非常用具(乾電池 ライター ホイッスル 薬 など)
伊吹山は3時間ほどで登れる山らしく
(駐車場の人談)
頂上には売店あり山小屋あり
途中 自動販売機があるので水分補給もできる
登山道もわかりやすくコンパスも地図もいらない
天気予報もここ数日晴続き猛暑
軽量化という点では赤字のは必要ないのかもしれません。
行動食も食べなかったですし(塩飴はなめていましたが)
手ぶらで登山している方もたくさんいましたし
登山はできるかぎり軽量を考えなければいけません
大げさな装備と思われるかもしれませんが
心配性ですし
トレーニングもかねていますので
いつもこんな感じになってしまいます
3000m近くになると夏山でも防寒着も必要になってきますし
着替えも念のため持って行きます
写真も撮るので三脚も持って行くときもあります
先日 西穂高独標まで行ってきましたが
難しい場所でもなく途中 山荘もあるようなところで
夏の日帰り登山なのに
ロープウェイ乗り場で荷物を計測しましたら12㎏を超えていました
主人からは「持っていきすぎ」と言われましたが
テント泊や縦走
これからの冬山装備のことを考えると
体を甘やかしてはいられません
行きなれた山、簡単な山で高地トレーニングも
よいのかとも思っています
人から教えてもらうだけでなく
経験から自分で必要な知識を積み重ねていくのも大切なのではないか
経験を積み山に慣れてこれば
要不要な装備もわかってくるのだろうと思います
自論ですがね
失敗だったのは
ストックを持っていかなかったこと
自分の足だけで登頂してみようと
チャレンジしてみましたが
登りはなんとかなりましたが
下りはいつもより足に負担がかかり
下山時間もいつもより時間を要しました
いつもはダブルストックなのですが
やっぱり楽です
とくに下山にはよいとあらためて思いました
伊吹山は途中休憩入れて登りだけで4時間かかっていましたが
今回は早朝出発で頂上まで涼しかったこと
登頂者が少なかったことでペース配分ができたことで
体力に余裕が持てて
ゆっくり眼下や空の風景を眺めながら3時間半ほどで登頂できました
一合目から頂上まで
休憩時間も決めて
所要時間をメモしながら登っていきました
水分の取り方も慎重に
流した汗の分だけ補給して
早朝で誰もいない山
静けさのなかに
自分の心臓の音がやけにはやく大きく聞こえました
普段あまり聞かなかった心臓の音
自分ではそんなに疲れていないと思って歩いていたのですが
「無理をするな」という警告のように聞こえました
心臓の音を聞きながら
すこし歩くペースを落としたり立ち止まったり
落ち着いたらまた歩く
普段は会話や他の事に意識がいって
聞こえなかったのでしょうね
そして登山中の風景
頂上に行くまで
風景を見る余裕がなかったのですが
今回は見ることができました
頂上でゆっくりして
午後1時半に下山しました
一人で山に入るのは良くないとも思いますが
一人で山に登って
少しだけですが
山と向き合えたような気がします
自分の求めている
登山スタイルなのかもしれないと思いました
「なぜ山に行くの」
少しだけその答が見えました
よい山行きでした