花の日々

はなのひび

大崎上島

2009年07月23日 | Weblog

「垂水・白水港」

18日、大崎上島へ帰りました。昨日の大雨がうそのような晴天
18日から、原田にある清光寺で、私の作品展が始まりました。住職の松浦さんは、長い間大崎社協の局長を務められたこともあるし、いまでもとても福祉に熱心で、たくさんの活動をされています。遠く離れていても、こうして私のことも気に留めて頂いていて、とても心強い存在です。感謝感謝。

清光寺には、同級生や親戚のおじさんおばさんが会いに来てくれました。いつもこうして迎えてくれて、ほんとうに嬉しい。ありがとうーーー!!
しかし、相変わらずの思い出作りの下手なhideさん、みんなとの写真が1枚も撮れてないなんでえ~

大崎に今はもう実家はありません。でも、親戚のおじさんおばさんが、いつも気持ち良く迎えてくれるので、家はないけど、実家に帰ったような気分になります。
同級生は、昔っから笑顔も性格も変わらないたかちゃん、まりえちゃん、あやちゃん、かずほさん、まるみちゃん、すーちゃん、けいこさん、まさこちゃん、もりしげくん。この日も明るい笑い声と楽しい会話でいっぱい、みんなを見ているだけで、この輪の中にいるだけで、ほんとうに嬉しくなりました。

お寺には、この他にもたくさんお越し下さいました。ありがとうございました。

頂いた竹細工


カントリードル


早速、リビングに飾らせて頂きました。

4時頃お寺を後にし、お墓参りを済ませ、大崎を少しドライブしました。島を出て気が付いたんですけど、天気のいい日は「大崎って日陰はあるん?」って思うくらい、どこに行ってもカラッカラのカンカン照り。まるで瀬戸内海のハワイ?って感じ。島中が笑顔に包まれているって感じ。


大崎中学校は今年3月廃校。町村合併で統合され「大崎上島中学校」になりました。懐かしい校舎は壊され、もともとはどうだったっけ?と一瞬考えるくらい、昔の面影は全くない。


さみしい~

でも35年目にして初めて発見!中学校から、大崎上島のシンボル、校歌にも出てくる、国定公園「神峰山」が見えるのです3年間も通っていて、全く気が付きませんでした。


神峰山から見える景色は、瀬戸内海のパノラマ箱庭。穏やかな海のジュータンの上に、小さい島々が座っている。自慢の景色です。

大串にある海水浴場は海開きもあって、キャンプ客で賑わっていました。夕日、きれいだろうな…明日はブル-ベリー農園のブルーベリー狩りが始まるとか

大西港から長島へ行ってみました。長島対岸には父の漁船を止めていて、小さい頃日曜日にはよく釣りに連れて行ってもらいました。


船の上に寝っ転がると、青い空がまぶしい。目をつぶると、波のちゃぷちゃぷという音と、船のぎーぎーという音が子守唄のようになって、いつのまにか寝ていたなあ…。30年前に亡くなった、懐かし父との思い出です。

昔は船で渡った長島、今では長島には火力発電ができ、橋ができています。この長嶋大橋からの景色がまた絶景なんです。

「大西港」
広島市内の音楽教室へ、日曜日は5時に起きて、大西港からフェリー1便で通っていました。



穏やかだ~

帰りのフェリーが近付くと、とても寂しくなった…今度はいつ帰れるかなあ…。
コメント

セカンドオピニオン

2009年07月20日 | Weblog
16日、出雲市にある島根大学病院へ受診に行きました。島根大学病院には、とても信頼している先生がいて、5年前に1度受診しましたが、この度はセカンドオピニオン外来です。

予約は16時ということもあって、せっかく出雲へ行くのなら、おいしいお蕎麦が食べたい!ということになり、「るるぶ」とかいろいろと探した結果、安来市へ行くことに決定。出雲とは方向が全然違うので、笑われそうだけど、28年前に行った「足立美術館」の向いにある「吾妻蕎麦」のお蕎麦がもう一度食べたい!この蕎麦屋さん、今では週末なると、行列が出来る人気らしい。お蕎麦にはかなりうるさいhideさんが、いまだに思い出したように「あの蕎麦はうまかったよねえ」とつぶやく。

8時半、出発!広島北インターに入ると、雨が降り出しました。天気予報通りです。このまま雨が止まなかったら、私は車で待って、hideさんだけでお蕎麦お食べてもらおうと思ったりしたけど、安来インターが近づくと雨は上がりました。やっぱり私は晴れ女かな?

家から4時間、足立美術館に到着!28年前と街並みはすっかり変わっていました。でも、お蕎麦屋さんは、ほぼそのまんま。

「吾妻蕎麦」だ。


入り口には、2段段差がありましたが、お願いする前にお店の方が出て来られ、気持ちよく抱えてくださいました。店内は、奥を少し増設したぐらいで、28年前とほとんど変わらない。机も椅子も年季がうかがえる。このお蕎麦屋さんは、29年前に始められたそうです。

メニューはシンプル。ざる蕎麦はなく、割子蕎麦を頼みました。1人前3皿、だけどhideさんは2皿追加で5皿。お蕎麦はちょっと太めで、噛むとお蕎麦の香りが口中に広がる。おいしい
あっという間にhideさんは5皿たいらげ、さらに2皿追加相変わらず、頼もしい食いっぷり。28年前は、若かった、ということもあって、割子1人前と天ぷら蕎麦を完食したよなあ~

お店を出て車に乗ると、また雨が降り出しました。出雲へ行く途中に松江がある。城下町松江が大好きで、hideさんとよく旅行に行ったし、マラソンで何度か松江を走りました。そんな松江の景色を懐かしく見ながら、出雲ヘ。

出雲も道が新しくできたりと、様子がすっかり変わり、カーナビにも道が出て来なくて、病院まであと数百メートルの所で迷ってしまいました。病院にやっと着くと、駐車場の工事でまたウロウロ。大変大変、約束の時間が…


急いで診察室へ行くと、先生が外に出て待っていて下さいました。5年ぶりの再会、先生の姿を見た瞬間、いつも気を張っている力や不安感がスーッとほどけました。先生の名前は金子先生、10年前、安佐市民病院で3年半診て頂いた皮膚科の先生です。

金子先生に出会った頃は在宅が始まってまだ1年、自分のことについて何もかもが不安だらけでした。吐き気との戦いで食欲もなく、突然の高熱で安佐市民病院を受診したところ、栄養失調と診断されました。そしてそのまま入院。高熱の原因は、3年ぶりにできたジョクソウ。このとき診て頂いたのが金子先生でした。

「家に帰りたい」と先生に伝えましたが、「こんな状態では返せない」と却下されました。でもどうしても…と粘った結果、しっかり食事を取るということと、1週間に1度は必ず受診する、という約束で入院から2週間後、退院。この時、思ったのです。この先生は、本当に患者思いの優しい先生なんだな、と…。

この頃には、もうすでに入院はしにくい時代になっていて、入院しても退院や転院を促され、病人はたらいまわし状態、まるで物扱いです。そんな状況なので、お医者さんへも不審感が募る…。でも金子先生は、一人の患者として向き合って下さったのです。

それから金子先生は、いつも私と向き合ってくれました。一人の患者として人間として…。だから、なんでも気さくに相談ができ不安がやわらぐ。今は、島根と距離がありますが、「いて下さる」と思うだけで、本当に心強い!頑張れる

頸髄損傷になると、ジョクソウが付きまとう。私の場合は、座る時間が長過ぎて坐骨にできる。治っては出来、の繰り返しで、すっかり私の友達です。医者泣かせの患者です。今もちっちゃい傷があって、この1年一進一退を繰り返し。なので、思い切って金子先生のセカンドオピニオン外来を受けることにしました。というより、お願いしたのです。

先生の診察は、相変わらず解りやすく、質問に対して気持ちよく回答が返ってくる。本当に気さくで、何でも話せる。今まで出会った医師の中で、ジョクソウに関してこんなに熱心で詳しい先生はいない。話をすればするだけ、安心感に包まれる…。

「いったん治った傷だから、きっと治るはずです。頑張りましょう。」と言ってくださった金子先生、とても力強く心に響きました。嬉しかったです


ありがとうございました!

帰るころには雨は上がり、雲は天使の輪のように切れ間ができ、何本もの天使の梯子が下りていました。金子先生に会えたし、傷も治りそうな…いや、治る!そんな気持ちにさせられた、帰り道となりました。
コメント

2009年07月19日 | Weblog


今年も11日から、hideさんの長期休暇が始まったけど、あっと言う間に明日で終わり。リラックスし過ぎたのと食べ過ぎ?とで、hideさんちょっと太ったかな?

このお休みは、会いたい人にたくさん会うことができた。hideさんに感謝まず14日火曜日は、倉敷にいる梓の所へ行った。梓の大好きなラッキョウを今年も漬けたので、それを持って行くのが大きな目的。

14日は晴れ、梓の所へ着くと、洗濯物や布団を干していた。ちゃんとやってるな、と思わずにっこり

12日で梓は25歳になった。顔は小さい頃からほとんど変わらない、不思議だあ~。でも、見た目は変わらなくても、生活費は切り詰めているようだし、将来についていろいろ考えていて、ずいぶん大人になったなあと思う。
料理も、「この間は、イワシの梅干し煮を作ったよ。今は冷蔵庫に、アジの南蛮漬けがあるよ。魚は、おろせるんよ。」と嬉しそうに話してくれる。親が心配するほど、子供は子供ではないってことだなあ、と。

気がつくと、いつも膝の上に座っていた梓、一緒に歩くとすぐ手をつないできた梓、泣き虫だった梓…大きくなったなあ

しかし暑い1日だった。気温は36℃まで上がった岡山、3人ともぐったり~。
でも、久しぶりに梓の笑顔と、元気な姿が見れてよかった
これからも、体に気をつけてがんばれ~
コメント

ハーブガーデン「天意(あい)の里」

2009年07月01日 | Weblog


6月20日、ハーブガーデン「天意(あい)の里」へ行きました。先日より、TVや新聞で、大好きなカモミールが満開!と紹介され、どうしても行きたくなったのです。天意の里は山県郡北広島町大朝、家から高速広島北インターへ入り、大朝インターで降りて7、8分。約1時間の所にあります。季節は、1カ月遅れといった感じでしょうか、風がひんやり気持ちいい。
天意の里は、国道より山へ入ったところにあります。車から降りると、草の匂いがぷ~んとして、懐かしい子供の頃を思い出しました。シロツメ草が芝生のように、どこまでも地面を覆い嬉しくなります。思わず、四つ葉のクローバーを探していました「ごめんね、ごめんね」と言いながら、車椅子でシロツメ草の上を歩きました。

すご~い!ハーブガーデンはカモミールが満開!!


甘いリンゴの香りが、漂ってくる。


カモミールは、花が咲き切ると、バトミントンの羽のように、花びらが下に向くのがなんともかわいい


ハーブティーを楽しむために、花摘みをしました。摘むたびに、甘い香りがします。指定の袋にいっぱい積んで300円。hideさんの黒いジーパンは、黄色い花粉が落書きをします。約300個摘んでhideさんリタイヤ袋は、まだ4分の1ほど余裕がありました。
※生で飲むのが一番おいしい、と聞いたので、家に帰り、2時間ほど乾燥させ、冷凍しました。おいしいです

このカモミール畑は、冬になると大根畑になるのだそうですよ。カモミールは害虫駆除の役目をするので、いい大根が出来るのだそうです。

しかし、このハーブガーデンは、気持ちがいいシロツメ草や、オオバコが通路を敷き詰め、自然がいっぱい。

「タイム」
来られている人達は、皆さん表情がよくて、穏やかで、ゆったりされている。そんな気持ちにさせられるんでしょうね、きっと…


TVドラマで観た「風のガーデン」に、どこか似た空気、風の天意の里、今頃は、ラベンダーが見ごろを迎えていることでしょう。

カフェでカモミールティを頂きました。ゆったりとした気分になります。
カモミールの効能は、婦人病、イライラを静める、胃腸病、保湿、よく眠れる、だそうですよ。
ここのオーナー、とても気さくで、初対面なのにどこか懐かしい…と思っていたら、なんと、20数年前、3,4年大変お世話になった方でした。お互いに気がつかず、後からハーブのことで問い合わせをして、気がついてびっくり!!
広島市中区におられた方で、まさかこんな田舎に…。16、7年前に、田舎暮らしにあこがれここへ移住されたそうです。また伺います~。

カフェの前に、hideさんが探していたバラ「マリアリサ」を発見!hideさんにっこり
コメント (2)