サボテン

梓にラッキョウを届ける為、倉敷へ行きました。この季節にラッキョウを届けるということ、いつの間にか年間恒例行事となりました。今年は茜も一緒、久々にゆったりとした４人一緒の時間。

hideさんにとって、倉敷…といえば美観地区や桃やブドウではなくサボテン。hideさんが子供の頃、通販で購入していたサボテン屋さんが、倉敷にあるのです。それも梓が通っていた大学のすぐ近く。そのことを知ってから、ラッキョウを届けに来ると、かならず立ち寄ります。

茜と梓は美観地区、私達はサボテン屋さんへと別行動。サボテンハウスの室内は４０℃くらいあるので、私は車の中でちょっとお昼寝。シャツを着替え、タオルを首に巻いておばあさんを訪ねると、「まあ！こんなに暑いのに見るん！？シャツなんか脱ぎなさい。」と、今年もあきれた様子だったとか…。

老夫婦で大切に育てらてたサボテン、愛情いっぱいの容姿。そのおじいさんも、数年前亡くなられ、大きなビニールハウスのサボテンをおばあさんが育てられているようです。hideさんが、ひとめぼれして買おうとすると、「これはちょっと…」と非売品も多く、おばあさんの愛着が感じられます。

ハウスに入って約１時間、満足げな顔をして出てきました。おばあさんも気遣って、冷たいジュースの差し入れ。最強の暑がり、汗っかきのhideさんもサボテンを前にすると耐えれるようです。汗ふきシートで身体を拭いて、着替えて、車のクーラーでしばし休憩…。

サボテンって簡単に育ちそうだけれど、これが意外にも難しいようです。ある日突然腐り、hideさん落ち込む。この度も、とってもお気に入りのサボテンを先日腐らせ、同じものを購入。ちょっと模様が違うけれど。

今日、そのサボテンの花が咲きました。


サボテンの花って、不思議な感じです。


こんなhideさんの影響か、茜も梓もサボテン好き。茜は家で育てたり、梓は学生時代、ガラスでサボテンをモチーフにしたオブジェや器を作っていました。

茜や梓は、この猛暑で、美観地区ではほとんどカフェに避難していたとか(笑）その後倉敷イオンでお買い物した後、サーティーワンでアイスクリームを食べて疲れがちょっと吹っ飛ぶ。夏はやっぱりアイスだなあ。

ほんと、今日はゆっくりと４人で過ごしました。hideさんの１カ月遅れの「父の日」になったようです。９月の出産を控えた茜、今度４人揃うときは、たぶんおまけ付きとなるので、ゆっくりのんびりとはいかないでしょう。今日は４人で…の最後の記念日となりましたね。

小田和正コンサート２０１１

「広島グリーンアリーナ」



９日土曜日、小田和正コンサートへ行きました。終始涙ぽろぽろ。。。。。

受傷当初、毎日のように泣いていました。でも、「家族やみんなに心配かけないように強くなろう」と思ってから、辛くても悔しくても涙が出なくなりました。それが２週間前、ついに張りつめた糸がプチンと切れ、夕方から寝るまで涙が止まらない。何年分もの涙が、後から後から…翌日も、また次の日も涙腺が緩みっぱなし…。

そんな私を、小田さんの１つ１つの歌詞が、歌声がやさしく包んでくれる…。

♪悲しみはやがて消えて行くことを知った、喜びはいつまでも輝き続けることも…♪

３年前の小田さんのコンサートももちろん感動的でしたが、この時とは環境が異なり、また違った感動でした。ありがとう、小田さん。また頑張れそうな気がしてきました…。