あわただしい旅立ちから、5日目・・・昨日、北の大地に帰ってきました。
ひろりんの肺気胸は今回は、先週に金曜日に再発。胸の痛みもひどかったため、先週土曜日に病院を受診、前回の診察で、こんど穴が開いたら手術だよといわれていたし、前回の肺気胸から一ヶ月もたっていない再発だったので、手術を覚悟。手術を受けることによって再発を防ぐことになるので、本人も納得して手術を希望することを病院へ告げていました。
火曜日まで、様子をみて手術日を決めるということで、わたしも急いで、みかん王国に旅立ちました。私もひろりんも、火曜日には、「明日か、おそくても来週の月曜日には手術だね。」と話しながら受診でした。
ところが・・・火曜日のレントゲンの結果、「回復している。」とのこと。「たまっていた空気もかなり減り、手術も空気を抜き取る治療も必要ない。」とのこと・・・・
「今後も再発のリスクをかかえて、生活していくよりは、きちんと手術によって、穴をふさいだほうがよいのでは?」というこちらの問いに、
「かなり回復しているので、この状態では、どこに穴があいているのかが判別しにくい。せっかく全身麻酔をして、体にメスをいれても100パーセント正しい場所を特定して手術できるわけではない。再発のリスクと全身麻酔によるリスクと比べると今回は手術による全身麻酔のリスクが高い。」というお医者さんの判断でした。
正直・・・・・私もひろしも、拍子抜けしました・・・
わたしにしてみれば、『息子が手術するかもしれません、2~3週間休むかもしれません」と半泣きの状態で休みをもらい・・・・
ひろりんも「手術します。バイトにいけません。すいません」と、バイトの休みをもらっていたので・・
二人ともしばらく・・・・・
でも、おちついて考えてみれば、自分の力で病気が治っていて手術が必要ないということなんですから、これは喜ばしいことです。
再発するかもしれないけど、これからのことは再発してから考えれば良いことです。
ひろりんの場合は、もしかして再発しても、今回のように安静にしていれば自然に治癒できるかもしれません。
私もひろりんも、ずい分と世間体をきにしてしまったわけでした・・・・
今回、主治医の先生がずい分と時間をとって、病状やこれからのことや手術になったらなどのお話を聞かせてくれたのと、彼の状態をじかに自分の目で見たこと、
ひろりんと再発しないための生活のしかたなどを話し合えたことによって、
かなり私の不安が減りました。
行ってよかったと、今帰ってきて、今回のみかん王国行きをしっかりと自分の中で肯定することができました。
みかん王国にいる間は、「あわててこなければ良かったな。」ともおもい、けっこうくよくよしてしてしまいましたが、ようやっと「くよくよ」のきもちもちゃんと片付けられました。
ブログを読んでくださってみなさんには、たくさん励ましの言葉をもらいました。ありがとうございました。ご心配おかけしました。そして、あたたかい言葉を本当にどうもありがとうございました。
北の大地に帰ってきたわたしを、北の大地と涼やかな空気と夕陽が出迎えてくれました。
明日からは、みかん王国で「くよくよ」なきもちをもてあまし、、もがきながら、あちこち見てあるった記録を残して行こうと思います。
題して、みかん王国 ~くよくよ日記~