コチョウゲンボウの写真が少し溜まったので整理していたところ、11月12日に蝋膜の未だ青い幼鳥♂?と思われる個体を撮影する事が出来ました。幼鳥、成鳥♂等の写真は見つかりましたが、成鳥♀個体は図鑑等に記載が少なくはっきりした事が分りませんでした。これが成鳥♀と言う写真をお持ちの方が居れば拝見したいものです。大きくトリミングして画像が荒れたりピントのきていない写真もあります。悪しからず。
蝋膜、アイリング共に青く、今年生まれの幼鳥と思われる。
腰の辺りに青灰色の羽が見られるところから幼鳥♂か?。♂個体の下雨覆は成長するにつれて淡色になるようです。2008年、2010年の飛翔写真でも分ると思います。4枚共に同一個体
2007年4月に撮影した幼鳥♂、2011年の個体のように蝋膜が青い時期から腰辺りにグレーの羽が見られるところから、この個体は第一回夏羽に換羽中というところでしょう。また2011年の個体よりも下雨覆の褐色が淡いように見える。4枚共に同一個体
先にも書きましたが、2007年撮影の個体より下雨覆が明らかに淡色に見える。羽軸が未だ黒くはっきりと見える。羽軸の黒い色は年とともに薄くなっていくようです。上下別個体
上側個体の尾羽裏側の横斑が薄く♂個体のようにも見える。
上下別個体
この成鳥♂個体の羽先には白斑が見られ、先の♂成鳥2羽とは違っています。また、胸から腹にかけての黒く見える羽軸も少ない。この個体が完全な成鳥羽に近いのかも知れません。
図鑑等に成鳥♀の写真表記が無く羽色の記述には、「頭から上尾頭までの体の上面と雨覆は灰褐色で、暗褐色の軸斑があり、各羽の羽縁はやや淡色である。・・・・・・・。」
文一総合出版 図鑑日本のワシタカ類より抜粋。
灰褐色とはどんな色なのか素人には分りかねます。出来れば車の色見本の様に掲載して頂ければありがたい。自分なりに解釈すれば右側の個体の様な色合いなのか?。そうであれば♀個体になるのだが・・・・。
またまた自分勝手に解釈をした記事を書いてしまいました。
ご指摘がありましたらご一報頂ければ幸いです。