新緑眩しい春の心地よい風をいつまでも受けていたいと思ってたら、
あれよあれよと月日は流れ季節は鬱陶しい梅雨真っ盛り。ああ忌々しい忌々しい。
湿度たっぷり憂鬱たっぷりなこの季節が好き~などとほざくやつは俺様の目の前にご足労願いたい。
前頭葉にキノコ生えさせてやるから。
……と、キョン風にプロローグ。
相変わらずハマってます。ハルヒ。
最近はアニメよりもSS(Short Storyの略)。いわゆる二次創作にハマってる。
素人さんが原作を元に、言葉は悪いが好き勝手に書いてネット上で公表してるのだが、
これがホントに素人さん? と思えるほどレベルが高い。そしてすごく面白いのだ。
で、SS読み続けてるおかげか、原作読んだ事ないのに登場人物は大体把握してしまった。
現に今のお気には“僕っこ”佐々木さんだ。原作も読んだ事ないのに、である。
しかしここまでハマると原作も読みたくなるもの。
二次創作がこれだけ素晴らしいものばかりなのだから、
原作はさぞかし素晴らしいものなのだろうと期待満々。
SSの読み過ぎで原作に失望……って懸念もあるが。
とにかくこの出版不況の打開、活性化に一躍担おうを、
原作を買いに本屋へ行った。行ったはいいが……。
最初に謝っておきます。すみません、一躍担えませんでした。
まず原作が置いてある場所が四十手前のオサーンが踏み込める場所じゃない。
仮に踏み込めたとしても本をレジまで持っていける自信がない。
仮に持っていけたとしても、レジにいるおねーさんの眼差しを平気で受け止める勇気がない。
いや本を非難してるワケじゃない。表紙は可愛くて素敵。マジで。
が、可愛すぎてレジまで持っていける勇気がない。
ほら、クラス一可愛い女の子を好きになったはいいが可愛すぎて告白する勇気がない、
そんな状態&心境と同じ……いや違うかな?
う~ん、いますぐ買いたい、買いたいんだけど、
俺様には上記のハードルをすべて飛び越える勇気がない。
ハルヒへの愛はそんなものだったのか? 愛があれば飛び越えられるはずじゃないか?
飛び越えられなきゃ薙ぎ倒しちまえよ俺様よ!!
と、本屋へ行ってはこうして葛藤し、そして買わないで帰ってくる。
そんな状態をここ三日ほど繰り返してる。
エンドレスエイトならぬエンドレスサードである。はぁ。