29日、神奈川県横須賀市・逗子市にある鷹取山(たかとりやま・139m)の岩場へ。
所属する山岳スポーツ指導協会の先輩Nym氏の指導の下、クライアント(顧客)の安全な歩行を助けるショートロープ、救助活動におけるシステム構築と引き上げなど、ガイドのロープ技術を練習。
東京湾の向こうに東京湾アクアラインと海ほたるPA!(上=水平線の白くなっている辺り)海が見えない多摩で生活していると、この風景がいつも新鮮。
まずはショートロープ。登り、下り、トラバース、岩場、スタカット、ロワーダウン…と様々なシチュエーション・技術を織り交ぜながら1時間ほど歩いた後…
引き上げシステム構築へ。
写真は1:2。1:1から1:3への切り替えも。
今回は…
引き上げ支点に「タイブロック」を使用。
プルージック用スリングより軽い、セットが確実で早い、引き揚げ時の摩擦が少ない。
ただし、1:2で救助者がロープ(写真では左側のロープ)を横方向へ引くときには問題ないものの、1:3などでロープを下方向へ引く時には、タイブロックがカラビナの中でくるりと回転し、また微妙な力の加減で、ロープが要救助者側(同右側)へ流れてしまう現象も。写真では、タイブロックが回転しないように下の青いカラビナを重りにして使用。
こちらは…
120㌢スリング(赤と緑)を2本使用した“ずり落ちない”簡易ハーネス。
いずれも、ちょっとした工夫で十分に使える技術。いつものことながら、Nym氏の研究熱心さに脱帽。
楽しいボルダリングをして〆。(笑)
有意義な一日。Nymさん、ありがとうございました。
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