森の調査の仕事で今度は…
カモシカ(羚羊、ウシ科)に出逢いました。
やっと撮影できた!…というのも、昨年10月から始めたこの仕事では、奥多摩周辺の基本的に道のない谷や斜面を行動するため、ニホンジカやイノシシ(クマだったかも?)、サルに遭遇したり、ムササビやニホンリスなどの痕跡を見る機会が多いのです。
国天然記念物のカモシカを目撃したのはこれで3度目と一番多い!…にも関わらず、距離が遠すぎたり逃げられたりで、なかなか撮ることができませんでした。今回は、一度はビックリして逃げたカモシカがこの場所で立ち止まり、しばらく私たちを観察?してくれていたので成功しました。
それにしても…写真の場所は標高300m前後の丘陵地の麓近く。雲取山(くもとりやま・2017m)など、奥多摩の標高が高いエリアで会うのはシカが圧倒的に多く、本来のそれぞれの生息域を考えると逆転しているような気がしてなりません。やはり、高山帯に侵入したシカに追い出される形で下りてきたのでしょうか?そうだとすると、素直に喜んでばかりもいられないのです…。
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