昨日、西多摩郡奥多摩町の赤指尾根(あかざすおね)~石尾根(いしおね)周辺を仕事で歩きました。抜けるような青空と清々しい空気の下、山々は紅葉の盛りを迎え、とても気持ちのよい季節を迎えていました。
石尾根直下、ヤマツツジが群生する通称「千本ツツジ」周辺(標高約1650m)。秋の空気が爽やかです。
南側には、奥多摩の山並みの向こうにうっすら富士山の姿も(写真左)。
山肌の紅葉は1200~1300mがピークでしょうか。
しかし、夏の猛暑の影響で樹々もお疲れなのか、色がどこかくすんで見えます。途中、水枯れしたかのように、葉を落とすことができず茶色の葉をつけたままのブナの樹などが目立ちました。
石尾根縦走路。奥多摩の街中と東京都最高峰・雲取山(2017.1m)をつなぐメーンストリートです。
この辺りはすでに落葉していますが、逆に木漏れ日が心地よく、弁当を広げるには最高の季節と場所でした。13:00時の気温は10℃。
下山時の赤指尾根。西に傾きかけた陽光が、カラマツほか黄葉を際立たせます。
ブナ、イヌブナ、ミズナラ、オオモミジ、ミネカエデ、ハウチワカエデ、ヤマザクラ、コシアブラ、タカノツメ…色とりどり、落葉の絨毯(じゅうたん)もふかふか。
そして今日も…
熊棚です。クリの木などに10本以上確認することができました。
あとひと月もすると本格的な冬を迎える奥多摩。人間にとっても動物たちにとっても、ちょうど今が、快適に動ける(動きたい?)最後のシーズンなのかもしれませんね。
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