2月15日、8:40八王子市の左入(さにゅう)バス停を出発。
第2回目は…
前回のゴール地点、この場所からのスタートです。
コナラ、クヌギ、ヤマザクラ、アカマツ…雑木林が魅力のコース。20回以上は歩いていますが…
白銀の富士(真ん中奥)を望めたのは初めて!幸先よし(^^)
国指定史跡・滝山城跡へ。
北は多摩川に浸食された急峻な崖線、南は谷戸が入り組んだ複雑な地形。後北条氏が支配した山城で、空堀や土塁などの遺構がよく残っています。戦国時代に北条氏康、上杉謙信、武田信玄が、関東の覇権を争って激しい攻防を展開した舞台の一つになりました。特に永禄12年(1569)の信玄、勝頼父子による城攻めは熾烈で、北条側は三の丸まで攻め込まれたものの何とか耐え抜いたそうです。
中の丸にて。
この滝山丘陵では、ちょっとショックを受けたこともありました。
シンボルツリー的な存在だった「九本桜」の…
株立ちの幹が3本切られていました。
同丘陵の雑木林を、地元の人が薪を取って燃料にし、建築材などを得るために手を加えてきた証。このヤマザクラ(山桜)も、15~20年ごとに伐採して萌芽(ほうが=芽生え)を育て、永続的に利用していく萌芽更新が行われていたものと思われます。その後放置され、それゆえに大きく生長した姿が見事で、この地を訪れる楽しみの一つになっていました。
まだ6本残っているものの、幹にはいずれもコケが付着しており肥大していない様子。そろそろ寿命なのでしょうか…自然の摂理とはいえ、こうして衰えていく姿を目の当たりにするのは切ないものです。
滝山丘陵を後にすると、あきる野市。ここからはまた…
ひたすら舗装路歩き💦
多摩川最大の支流・秋川沿いを行くこのコースは、開放的で気持ちいいのですが、昨年の台風19号被害の復旧工事が行われており、通行止め箇所も。残念ではありましたが、今は、被害を受けた地域の一日も早い復旧を願うばかりです。
あきる野市のマンホール蓋に嬉しい発見!
アユ跳ねる秋川の流れの上に、奥多摩のシンボル・大岳山(おおたけさん・1266.5m)~馬頭刈尾根(まずかりおね)の稜線が丁寧に描かれていました。
実際はこんな感じ。
数えきれないほど眺めてきた風景だけに妙に感動…舗装路歩きも悪くない?(笑)
「秋川グリーンスポーツ公園」での昼食とコーヒータイムを挟み、2時間ほどロードしたでしょうか。
たどり着いたこちらの場所は、取り付きから…
荒れてました…ほとんど使われていない様子。
それでも、峠を越えて八王子側に入ると…
立派な道標あり。
尾根に登り上げると…
アセビ(馬酔木)のつぼみが、ふっくらと迎えてくれました。
13:55
本日の最高峰へ。特徴も眺望もない小ピークですが…
今日は、なぜか嬉しい(*^^*)
ゴールも見えてきました。
再びあきる野側へ下る途中…
次回歩く予定の秋川丘陵中央部(手前の稜線)と、さらに左奥に奥多摩三山最高峰・三頭山(みとうさん・1531m)の姿!
小出しにしている訳ではありませんが(^^;…実は、本テーマに関わりのある峰々です。
14:55
次回のスタート地点着。(右手方向)
「やったー!」妻と一緒に喜んだのもつかの間…
渡る予定だった網代橋(あじろばし)が、またもや(台風19号の)復旧工事中…
後戻り、かつ大回りをするハメに(:_;)
標識をよく確認しなかった私のミス。妻の後ろ姿からショックの大きさと疲れがひしひしと…ごめんなさい。
それでも、がんばって歩いて…
静かな表情の秋川を渡ると…
15:35 JR五日市線・武蔵増戸(むさしますこ)駅にゴール!
私が、13年前に上京して初めて暮らした街。当時、この駅舎は木造で何ともいえない風情があったのを覚えています。
滝山丘陵から秋川丘陵東部をつないだ2回目は、私も妻も疲れました。最近まともに歩いていなかったのもあるのですが、全行程約18㎞の半分以上?は舗装路歩き。山道を歩くのとは全く異なる疲労が、足腰にじわじわと溜まりました。しかも今回は、「地元の美味しいもの(窯焼きピザ)」にも諸事情でありつけず…(涙)
少しずつ山歩きらしくなってきましたが、タイトルからまだ「?」を外せない、そんな一日の報告でした。
(長文にお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございましたm(__)m)
☆本日のデータ:距離17.6㎞/最高高度270m/累計高度(+)499m(-)437m/行動6時間55分☆
第2回目は…
前回のゴール地点、この場所からのスタートです。
コナラ、クヌギ、ヤマザクラ、アカマツ…雑木林が魅力のコース。20回以上は歩いていますが…
白銀の富士(真ん中奥)を望めたのは初めて!幸先よし(^^)
国指定史跡・滝山城跡へ。
北は多摩川に浸食された急峻な崖線、南は谷戸が入り組んだ複雑な地形。後北条氏が支配した山城で、空堀や土塁などの遺構がよく残っています。戦国時代に北条氏康、上杉謙信、武田信玄が、関東の覇権を争って激しい攻防を展開した舞台の一つになりました。特に永禄12年(1569)の信玄、勝頼父子による城攻めは熾烈で、北条側は三の丸まで攻め込まれたものの何とか耐え抜いたそうです。
中の丸にて。
この滝山丘陵では、ちょっとショックを受けたこともありました。
シンボルツリー的な存在だった「九本桜」の…
株立ちの幹が3本切られていました。
同丘陵の雑木林を、地元の人が薪を取って燃料にし、建築材などを得るために手を加えてきた証。このヤマザクラ(山桜)も、15~20年ごとに伐採して萌芽(ほうが=芽生え)を育て、永続的に利用していく萌芽更新が行われていたものと思われます。その後放置され、それゆえに大きく生長した姿が見事で、この地を訪れる楽しみの一つになっていました。
まだ6本残っているものの、幹にはいずれもコケが付着しており肥大していない様子。そろそろ寿命なのでしょうか…自然の摂理とはいえ、こうして衰えていく姿を目の当たりにするのは切ないものです。
滝山丘陵を後にすると、あきる野市。ここからはまた…
ひたすら舗装路歩き💦
多摩川最大の支流・秋川沿いを行くこのコースは、開放的で気持ちいいのですが、昨年の台風19号被害の復旧工事が行われており、通行止め箇所も。残念ではありましたが、今は、被害を受けた地域の一日も早い復旧を願うばかりです。
あきる野市のマンホール蓋に嬉しい発見!
アユ跳ねる秋川の流れの上に、奥多摩のシンボル・大岳山(おおたけさん・1266.5m)~馬頭刈尾根(まずかりおね)の稜線が丁寧に描かれていました。
実際はこんな感じ。
数えきれないほど眺めてきた風景だけに妙に感動…舗装路歩きも悪くない?(笑)
「秋川グリーンスポーツ公園」での昼食とコーヒータイムを挟み、2時間ほどロードしたでしょうか。
たどり着いたこちらの場所は、取り付きから…
荒れてました…ほとんど使われていない様子。
それでも、峠を越えて八王子側に入ると…
立派な道標あり。
尾根に登り上げると…
アセビ(馬酔木)のつぼみが、ふっくらと迎えてくれました。
13:55
本日の最高峰へ。特徴も眺望もない小ピークですが…
今日は、なぜか嬉しい(*^^*)
ゴールも見えてきました。
再びあきる野側へ下る途中…
次回歩く予定の秋川丘陵中央部(手前の稜線)と、さらに左奥に奥多摩三山最高峰・三頭山(みとうさん・1531m)の姿!
小出しにしている訳ではありませんが(^^;…実は、本テーマに関わりのある峰々です。
14:55
次回のスタート地点着。(右手方向)
「やったー!」妻と一緒に喜んだのもつかの間…
渡る予定だった網代橋(あじろばし)が、またもや(台風19号の)復旧工事中…
後戻り、かつ大回りをするハメに(:_;)
標識をよく確認しなかった私のミス。妻の後ろ姿からショックの大きさと疲れがひしひしと…ごめんなさい。
それでも、がんばって歩いて…
静かな表情の秋川を渡ると…
15:35 JR五日市線・武蔵増戸(むさしますこ)駅にゴール!
私が、13年前に上京して初めて暮らした街。当時、この駅舎は木造で何ともいえない風情があったのを覚えています。
滝山丘陵から秋川丘陵東部をつないだ2回目は、私も妻も疲れました。最近まともに歩いていなかったのもあるのですが、全行程約18㎞の半分以上?は舗装路歩き。山道を歩くのとは全く異なる疲労が、足腰にじわじわと溜まりました。しかも今回は、「地元の美味しいもの(窯焼きピザ)」にも諸事情でありつけず…(涙)
少しずつ山歩きらしくなってきましたが、タイトルからまだ「?」を外せない、そんな一日の報告でした。
(長文にお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございましたm(__)m)
☆本日のデータ:距離17.6㎞/最高高度270m/累計高度(+)499m(-)437m/行動6時間55分☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます