多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

ちょっと寂しいクライミング

2020-03-25 20:20:07 | 山のこと
3月20日、奥多摩/白妙橋(しろたえばし)の岩場に行きました。クライミング仲間のM氏と初めての訪問。



久々に降り立ったJR奥多摩駅は、「春分の日」にも関わらず人影まばら。私たちがホリデー快速の一本前の電車で来たこともあるのでしょうか、登山者も少なかった。




昨年の台風19号被害の復旧工事中。奥にある日原(にっぱら)集落が孤立したことはニュース等で知っていましたが、5ヶ月経った現在も、車での通行ができない状態。




大沢バス停でバスを降りた私たちも、(登山者ということで)迂回を促されました。改めて、被害の大きさを実感。




アプローチが良く、天気も上々。「混雑しているかもね」とM氏と話していましたが、岩場も何と貸し切りでした。人混みにいると不安でも、山や自然の中は安心して過ごせる場所と個人的には思うのですが…これもやはり、新型コロナの影響なのでしょうか。

そして…

長らくロープを組ませてもらったM氏ですが、4月から北海道での新生活をスタートさせるとのこと。天職ともいえる仕事に巡り合えたようで、おめでとうございます!

今回は、以前から白妙橋に行きたがっていた彼とのラスト(になるかもしれない…でもまた一緒に登れるはず!)クライミングでした。寂しくはありますが、誠実な人柄と専門知識を活かした緻密な仕事ぶりで、益々の活躍を願っています。



肝心のクライミングはと言いますと、コロナの関係でジム通いを避けてひと月以上経ち、ただでさえ難易度の高いこの岩場を「まったく登れる気がしなかった」通りの結果に(苦笑)…でも、今日はそれで良かったんです(*^^)

思わぬ静かで、ちょっと寂しいクライミングになりましたが…

季節は巡り…

キブシ(木五倍子)が満開。

いつものように春が訪れてくれたことに、ホッとしました。



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