22~24日、北アルプス/大天井岳(おてんしょうだけ・2921.9m)~常念岳(じょうねんだけ・2857m)のガイドを行いました。
昨日までの好天が去り、再び天候不安定な三日間に。
22日17:55 燕山荘(えんざんそう・2712m)。雨。
23日も風雨予報。燕岳往復をパスし、大天井岳~常念小屋の縦走に向け、参加者の体力温存を図ることに。
大天井岳への登りから、辿ってきたガスの表銀座縦走路を振り返る。
大天井岳直下、前回とほぼ同じ場所で再びライチョウ親子に遭遇(ライチョウは写っていません…苦笑)。おそらく同じ個体?
参加者の皆さん、「元気もらった」と大喜び。
9:50 大天井岳。今回も視界ゼロ。
気温9℃は、前回の14日(7℃)よりは高め。風がさほど強まらなかったのも救い。
常念小屋(2466m=右下)へ着くころ天候回復。バックに、明日目指す常念岳。
24日4:15 ヘッドランプを点けて常念小屋発。
雨の予想に反し、東側の安曇野方面に晴れ間覗く。
5:45 常念岳山頂。
来し方を振り返る。左奥の高いピークが、大天井岳。
本日は、幸先良いスタート。しかし、小屋へ戻る途中に予想通り雨になり、下山口のヒエ平(1323m)手前で本降りに。12:00下山。
シナノキンバイ(信濃金梅/キンポウゲ科)。大輪の花が、鮮やか。
それにしても、夏山シーズンを迎えた北アルプス(東日本全域?)の空が、なかなか安定してくれません。
あんなでっかい岩などが落ちてくることってあるんですかね?(というか、ありましたか?)私も野活の登山で落石が結構ありました。怖かったです((+_+))
常念岳山頂の大きな岩はわりと安定しているので、よほどのこと(大地震など?)がない限り落ちることはないと思います。それよりも、現在の山で怖いのは登山者の起こす落石。たとえ親指ほどの大きさでも頭部に直撃を受けると大けがにつながりかねません。最近は、日本アルプスも岩場に慣れない登山者、岩場でストックを使用する登山者が増え、落石による事故が絶えません。
当日も、ダブルストックの登山者がストックでこぶし大の落石を起こしたにも関わらず、本人はそれに気が付かず下山していく光景に出会いました。私の方が思わず、「ラク!(落石!の意)」と叫んでしまいましたが…苦笑
いつかリベンジしなきゃ!今度は燕岳~蝶ヶ岳とか行ってみよう!
お疲れさまでした。そして、常念岳登頂おめでとうございます!今度はぜひ、条件が良い時に歩いてみてください。きっと、このコースが大好きになると思いますよ。