11/30日、奥多摩/御前山(ごぜんやま・1405m)のガイドを行いました。
「一年前、苦労して登った大ブナ尾根と御前山に再挑戦したい」Snさんの依頼。
9:25 奥多摩湖(標高550m、西多摩郡奥多摩町)を出発。快晴、気温6℃。
木々が葉を落とし、明るい大ブナ尾根を行く。
サス沢山(940m)から望む奥多摩湖(下)と大菩薩・奥秩父方面の山並み。
樹間からは冠雪の富士も!
やわらかな秋の日差し、一点の雲もない青い空、思わぬ場所で開ける眺望…いずれも、この季節ならではの魅力。
最後の急登をがんばって…
13:05 惣岳山(そうがくさん・1348.5m)へ。5℃。
新緑~紅葉期は多くのハイカー・登山者でにぎわう山頂。晩秋の本日は独り占め?(笑)
しかし、この時点で予定よりも1時間遅れ。日没とバスの時間を考慮し、またSnさんも「今回は(大ブナ尾根を)ゆとりをもって登れた」と納得されたことから、往復一時間ほどの御前山は断念。予定通り、小河内峠~檜原村へ下山することに。
奥多摩主脈縦走路より、御前山を振り返る。
季節の便り、霜柱があちらこちらに。
落ち葉に埋もれた小河内峠道。快適だが、少々歩きにくい。
標高900m付近で、ダンコウバイ(壇香梅/クスノキ科=左上)最後の黄葉。
16:35 同村藤倉バス停(480m)へ下山。
「同じ山に通い自分の成長を確かめたい」というSnさん。力量が追いつかぬまま百名山などの登頂数を稼ぐ最近の登山ブームにあって、その言葉からは、謙虚に山と向き合う姿勢が伝わってきました。
大変お疲れさまでした。
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