奥多摩入りした前回から8ヶ月以上も経ってしまいました💦
12月6日 6:55…
東京都八王子市のこの場所から出発。気温3℃は、今シーズン一番の冷え込み。
第4回目は春だったのに、季節は一気に冬へ。(^^;
30分ほどの林道歩き。
登山道(写真真ん中の斜面を右上のコルに登り上げる)が見えてきました。
ここが入口。
急斜面をあえぐように…
黄葉の尾根に立つと…
清々しい空気と朝陽に迎えられて、心洗われる瞬間!
…なのですが、この場所は私にとって因縁の地でもありました。
実は、私と妻は初夏の7月11日、本シリーズ5回目のスタート地点・トッキリ場に同じコースからアプローチしていました。この林道盆堀(ぼんぼり)線経由の道は、戸倉三山のエスケープルート的な位置づけで、トッキリ場から1時間余りで陣馬街道に出ることができます。指導標もあり、林道まではわずかな距離ですが、利用者は少なく荒れ気味。加えて日当たりのよい灌木帯のため、夏季はヤブがひどい。
当日は、準備した剪定バサミを手にヤブ漕ぎしながら登っていたところ、右眼に異物が入り突然の痛みが!清潔な水で洗い流しても取れず、妻も心配したため、まさかの“エスケープ“をすることに…降り出した雨の中を往路下山し、バスと電車に飛び乗って自宅近くの眼科に駆け込んだところ、全長2ミリほどの虫(甲虫?)が出てきたのです。
安堵する一方で「こんなことで敗退とは…(涙)」。数十年の山人生で初めての経験にガックリ。「落葉するまで同じコースを歩きたくないなぁ」と先延ばしするうちに、12月のリベンジと相成ったのです。
そんなこんなで…
8:05 トッキリ場に着いた時には妙な達成感?(本番はここからなのに…笑)
奥多摩登山の登竜門ともいえる戸倉三山周辺。刈寄山(かりよせやま・687m)~市道山(いちみちやま・795m)の二座間だけでも、20前後の小ピークとアップダウンがあります。
最近まともな山歩きをしておらず、歩き初めは心も身体も重かった二人でしたが…
色鮮やかな紅葉。
素晴らしい眺望。
(戸倉三山の最高峰・臼杵山(うすぎさん・842m=右上)と奥多摩三山・御前山(ごぜんやま・1405m=左奥)を望む)
コウヤボウキ(高野箒)の薄紅色の冠毛。
(パンダのシャンシャンの子ども時代を思い出す?)
…奥多摩らしい景観にだんだん元気になってきました。(^^)
10:05 市道山(いちみちやま)着。10℃。貸し切りの山頂で一度目の大休止をした後…
東京都の自然環境保全地域を擁する吊り尾根を経て…
12:00 本日の最高峰・醍醐丸(だいごまる・867m)へ。
この吊り尾根から醍醐丸、さらに西の浅間峠(せんげんとうげ)に至る稜線の北西側約400haは、都で唯一の「檜原南部 都自然環境保全地域(特別地区)」に指定されています。
かつて人により薪炭林として利用されていた二次林ながら、ミズナラ、クリなどブナ科の高木層を中心に、ホオノキ、ヤマボウシ、ウリハダカエデ、ヤマツツジ、ミツバウツギ…多種多様な樹木が生育。さらに、尾根や沢の入り組んだ地形も相まって良好な自然環境が保たれ、ツキノワグマ、キツネ、イノシシなどの哺乳類、鳥類ではクマタカ、ヤマセミ、アオゲラ…など数多くの野生動物も確認されており、自然林の豊かさを全身で体感できる貴重なエリアになっています。
醍醐丸から稜線は西に折れ、神奈川との都県界・笹尾根に入る。
コハウチワカエデ(小羽団扇楓)の紅葉越しに望む陣馬山(じんばさん・857m=上奥)。
四季折々に美しく、癒しと生命力を与えてくれ、個人的には奥多摩で一、二を争うほどお気に入りの縦走路。数年前までは比較的静かな道でしたが…本日は日曜日の好天ということもあり30人近くと出会い、その大半がトレランでした。
陽だまりの下で…
二度目の大休止を楽しんだ後…
本日の縦走終了点「山の神」着。
次回は、笹尾根をさらに右手方向に進んで行きます。
下山は…
急斜面に拓かれた茶畑が印象的な山里…
神奈川県相模原市緑区・佐野川地区へ。
13:55 和田バス停にゴール。
私も妻も、不安と期待の入り混じるスタートでしたが、(いつものことながら)尻上がりに調子は上がり、何よりトラブルなく歩けたことがとても嬉しい山歩きになりました。(*^^*)
唯一の心残りは…
バス停そばに新しくオープンしていたこちらのお店。
日曜日なのにお休みだった…(;_;)
☆本日のデータ:距離11.8㎞/最高高度867m/累計高度(+)1097m(-)1056m/行動6時間58分☆
12月6日 6:55…
東京都八王子市のこの場所から出発。気温3℃は、今シーズン一番の冷え込み。
第4回目は春だったのに、季節は一気に冬へ。(^^;
30分ほどの林道歩き。
登山道(写真真ん中の斜面を右上のコルに登り上げる)が見えてきました。
ここが入口。
急斜面をあえぐように…
黄葉の尾根に立つと…
清々しい空気と朝陽に迎えられて、心洗われる瞬間!
…なのですが、この場所は私にとって因縁の地でもありました。
実は、私と妻は初夏の7月11日、本シリーズ5回目のスタート地点・トッキリ場に同じコースからアプローチしていました。この林道盆堀(ぼんぼり)線経由の道は、戸倉三山のエスケープルート的な位置づけで、トッキリ場から1時間余りで陣馬街道に出ることができます。指導標もあり、林道まではわずかな距離ですが、利用者は少なく荒れ気味。加えて日当たりのよい灌木帯のため、夏季はヤブがひどい。
当日は、準備した剪定バサミを手にヤブ漕ぎしながら登っていたところ、右眼に異物が入り突然の痛みが!清潔な水で洗い流しても取れず、妻も心配したため、まさかの“エスケープ“をすることに…降り出した雨の中を往路下山し、バスと電車に飛び乗って自宅近くの眼科に駆け込んだところ、全長2ミリほどの虫(甲虫?)が出てきたのです。
安堵する一方で「こんなことで敗退とは…(涙)」。数十年の山人生で初めての経験にガックリ。「落葉するまで同じコースを歩きたくないなぁ」と先延ばしするうちに、12月のリベンジと相成ったのです。
そんなこんなで…
8:05 トッキリ場に着いた時には妙な達成感?(本番はここからなのに…笑)
奥多摩登山の登竜門ともいえる戸倉三山周辺。刈寄山(かりよせやま・687m)~市道山(いちみちやま・795m)の二座間だけでも、20前後の小ピークとアップダウンがあります。
最近まともな山歩きをしておらず、歩き初めは心も身体も重かった二人でしたが…
色鮮やかな紅葉。
素晴らしい眺望。
(戸倉三山の最高峰・臼杵山(うすぎさん・842m=右上)と奥多摩三山・御前山(ごぜんやま・1405m=左奥)を望む)
コウヤボウキ(高野箒)の薄紅色の冠毛。
(パンダのシャンシャンの子ども時代を思い出す?)
…奥多摩らしい景観にだんだん元気になってきました。(^^)
10:05 市道山(いちみちやま)着。10℃。貸し切りの山頂で一度目の大休止をした後…
東京都の自然環境保全地域を擁する吊り尾根を経て…
12:00 本日の最高峰・醍醐丸(だいごまる・867m)へ。
この吊り尾根から醍醐丸、さらに西の浅間峠(せんげんとうげ)に至る稜線の北西側約400haは、都で唯一の「檜原南部 都自然環境保全地域(特別地区)」に指定されています。
かつて人により薪炭林として利用されていた二次林ながら、ミズナラ、クリなどブナ科の高木層を中心に、ホオノキ、ヤマボウシ、ウリハダカエデ、ヤマツツジ、ミツバウツギ…多種多様な樹木が生育。さらに、尾根や沢の入り組んだ地形も相まって良好な自然環境が保たれ、ツキノワグマ、キツネ、イノシシなどの哺乳類、鳥類ではクマタカ、ヤマセミ、アオゲラ…など数多くの野生動物も確認されており、自然林の豊かさを全身で体感できる貴重なエリアになっています。
醍醐丸から稜線は西に折れ、神奈川との都県界・笹尾根に入る。
コハウチワカエデ(小羽団扇楓)の紅葉越しに望む陣馬山(じんばさん・857m=上奥)。
四季折々に美しく、癒しと生命力を与えてくれ、個人的には奥多摩で一、二を争うほどお気に入りの縦走路。数年前までは比較的静かな道でしたが…本日は日曜日の好天ということもあり30人近くと出会い、その大半がトレランでした。
陽だまりの下で…
二度目の大休止を楽しんだ後…
本日の縦走終了点「山の神」着。
次回は、笹尾根をさらに右手方向に進んで行きます。
下山は…
急斜面に拓かれた茶畑が印象的な山里…
神奈川県相模原市緑区・佐野川地区へ。
13:55 和田バス停にゴール。
私も妻も、不安と期待の入り混じるスタートでしたが、(いつものことながら)尻上がりに調子は上がり、何よりトラブルなく歩けたことがとても嬉しい山歩きになりました。(*^^*)
唯一の心残りは…
バス停そばに新しくオープンしていたこちらのお店。
日曜日なのにお休みだった…(;_;)
☆本日のデータ:距離11.8㎞/最高高度867m/累計高度(+)1097m(-)1056m/行動6時間58分☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます