昨夜、我が家の部屋の壁から「ゴソ、ガリ…」という音がしきり。
「ネズミか何かいるのかな…」と気になっていたのですが、壁と梁の隙間から顔を出したのは…
何とコウモリでした!
顔を一度引っ込めた後、しばらくすると今度は部屋の中を「音もなく」飛び始めたではありませんか!「いったいどこから入って来た!?」と、私は頭の中が?マーク状態になりながら、狭い6畳間の中を巧みに方向転換し、壁や照明器具にぶつかることなく飛翔する姿に感心しきり。
着地の図。
コウモリのことはよくわからないのですが…少し調べてみると、アブラコウモリでしょうか?別名イエコウモリ(家蝙蝠)とも呼ばれ、家屋を棲み家とし、日本全国の市街地で普通に生息しているそう。何より「1.5㎝ほどの隙間があれば出入りすることができる」という説明に、思わず納得してしまいました。
一緒に生活するわけにもいかないので、皮手袋を付けて捕獲作戦を開始。部屋の下方に巧みに誘導し、隅に置いてあった登山用ザックと壁の間に落ちたところを…
“御用”(笑)
この時の感触が忘れられません…こんなに小さいのに、とても温かいのです。人間と同じ哺乳類なので、当たり前といえば当たり前なのですが、妙に感動してしまいました。
逃がしてやろうと部屋の外に連れ出して掌を開きましたが、戸惑っているかのようで、しばらく飛び立とうとしませんでした。2分ほどそのまま様子を見ていたところ、フワッと静かに羽ばたき、暗闇の中へ姿を消しました。ホッ…。
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