この写真が何かおわかりでしょうか?
実はこれ、3/12に紹介した大雪の重みで、無残にも途中から折れて、裂けたスギの木です。まるで雷に打たれたような激しさですよね。
あきる野市と檜原村(ひのはらむら)をつなぐ上養沢(かみようざわ)‐馬頭刈尾根(まずかりおね)‐千足(せんぞく)、延長約10kmの登山コース上では、こうした光景や倒木、かかり木、歩道崩壊現場に30回以上遭遇しました。
美しい綾滝(あやだき/檜原村)の前でも…
自然の力って、スゴイですね…
信仰の山として名高い青梅市(おうめし)の御岳山(みたけさん)などでも深刻な倒木被害が発生。現在、関係者による復旧作業が急ピッチで進められています。地元に数十年来住む方たちも、「こんなことは初めて」と声を揃えていました。
被害のほとんどはスギの人工林や植栽さえた樹木。自然林の中では、落葉している、根を深く張っている…ためでしょうか、倒木などはほとんど見られません。やはり、「自然林は災害にも強い」と実感しているところです。
60000ha以上もの広さがある多摩の山々…被害の全貌はまだ明らかになっていません。
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