広島に里帰りしました。およそ2年ぶり。以前と変わらぬ表情にホッとさせられる一方で、颯爽と生まれ変わった一面にも出会うことができました。
広島でしか見られない(と勝手に思っている)風景と春の表情を、ちょっぴり紹介したいと思います。
変わらぬ表情といえば、やはりコイツでしょう。チンチン電車こと路面電車。元気なその姿を見るといつも、「帰って来たなぁ」としみじみ感じます…。
生まれ変わった顔の代表はこちら、広島東洋カープの本拠地・広島市民球場(MAZDA Zoom Zoom スタジアム広島)。
旧市内から広島駅南側に場所を移して2009年4月1日に開場、満1歳を迎えたばかりです。カープの試合がある時には連日30000人近くが訪れる盛況ぶりだそうで 、広島の新名所となる予感…当日は阪神戦ということで、周囲は活気に満ち溢れていました。
個人的には、美しい天然芝が好きです。
このブログの性格上、山と自然に強引に結びつけねば…というわけでこの写真?
広島市は人口約120万人の中・四国地方最大の都市ですが、街中のほぼどこからでも山が見えるところが私のお気に入りです。
中・四国随一の高さ(150m)を誇るリーガロイヤルホテル広島のずっと先に見える三角錐がきれいな山は、阿武山(あぶさん/586.4m)。20年くらい前に1回登っただけですが、前夜ふもとの団地にわざわざテントを張ったのが忘れらない思い出です。今は、(色々な意味で)とてもできませんよね。
定番ですが、広島城のサクラは少し遅めの五分咲きといったところ。3~4日中には満開になりそう。
最後は、広島城にある「被爆樹木 マルバヤナギ」の芽吹きです。
1945年8月6日、爆心地からわずか770mしか離れていなかったこの木は、原爆の猛烈な爆風と放射能を浴びながらも、65年経った今なお被爆の証人として生き続けています。
通常で樹高10m、高いものでは20mにもなるといわれるマルバヤナギ(ヤナギ科)ですが、この木は、地上2m前後の高さで爆心地(写真:リーガロイヤルホテル右後方)の反対方向に折れ曲がり、枝を四方に張り巡らせています。爆風に必死に抗ったのでしょうね。 小さな芽吹きの中に、生命(いのち)の強さと尊さを感じずにはいられません。
今回の帰広でお世話になった皆さま、ありがとうございました。
※本記事より、ご要望にお応えして文字を大きくしてみました。
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離れて見る景色はまたそれなりのものがあるけんね。(笑)
今年は3月に入ってから寒波がやってきたり
予想もしない突風が吹いたりで、異常気象の
気配です。
徐々に暖かくなってますよ。
残雪を求めてまたボチボチ山に戻りたいと思ってます。
いつもコメントありがとうございます。
久しぶりの広島は-
・広島弁が心地良かった
・酒と料理が旨かった。特にあのシメサバは、これまで食べた中で最高の一品(笑)
明日は、日本山岳耐久レースのミニチュア版「ハセツネカップ30K」が開催されます。1000人のランナーが奥多摩の山を走り抜けるのですが、仕事柄喜んでばかりもいられない事情が…調査に行く予定です。