友人: 「マイク・タイソンの試合どう思った?」
私: 「正直、ちょっと見てられなかったなぁ。動きがさ、やっぱり高齢って感じがして…」
友人: 「いや、あれだけの年齢でリングに立つのはすごいけどね。でも、プロスポーツの世界だと“引き際の美学”が大事だよな。」
私: 「そう!自分が一番わかってるはずだよね。でも、興行としてのマネーを考えたら、まあ納得する部分もあるかも。」
友人: 「そうだな。アメリカってそういうのに寛容な国だし。でも、日本の大相撲でさ、58歳の力士が土俵に上がるなんて絶対ないよね。命に関わるし。」
私: 「ほんとに。タイソンも少し前に飛行機で倒れたとか言ってたし、本人も少し危険を感じてたのかな?それともショーとして割り切ってるのかもね。」
友人: 「そういうのって、商業主義に寛容かどうかでスポーツが二分できる気がするな。ファンも、そのスポーツがどっちの土壌に属してるか理解して、楽しみ方を変えるべきかも。」
私: 「だよね。日本とアメリカではそもそもの文化が違う感じがするよ。日本は潔い引き際を重視するし、大谷翔平とかイチローなんか、絶対に“ショー”を期待される存在じゃないもん。」
友人: 「わかる。逆にさ、潔さって日本独特の美学だよな。武士道みたいな。まあ切腹の話まではいかなくても、“自分の役目を終えたらスパッと身を引く”って美しさがあるよね。」
私: 「そうそう。“生き恥を晒さない”みたいな感じだよね。とはいえ、タイソンの試合からそんな話になるとは(笑)。でも、“潔さ”って、なんか人間の本質を考えさせられるテーマだよね。」
友人: 確かに。今日の話、タイソンから始まって、いつの間にか哲学的になってきたな(笑)。