「 家政婦は東南アジア女性が多いのですが、彼女たちへの虐待や性的暴行などが後を絶ちません」http://news.livedoor.com/article/detail/15547713/
上記はサウジアラビアについての記事だがこれをみてにわかにバリでベビーシッタのシシから聞いた話を思い出した。既に10年前のことになるが印象が強かったために鮮明に記憶している。
シシにアラブ人の友人の話をしたことが有る。するとシシはそれまでの笑顔が消え嫌悪と恐怖の表情に変わった。シシはジャカルタ出身の女性だ。かつて友人が中東にお手伝いとして出稼ぎにいった、そしてその家の男性にレイプされ膣が裂けて死亡したという極め付きの悲惨な話をしてくれた。シシの話は稀におきる気の毒な事件だとそのときは考えたが、記事の「彼女たちへの虐待や性的暴行などが後を絶ちません」ということになると単なる偶発的な事件あるいは偏見として片付けられない問題を含んでいるようだ。
根拠のあいまいな人種的偏見はこのような事件が積み重なって形作られる、つまりこのようなことをしでかす男は自らの民族の誇りに対して暴行を働いているということになる。