まさおレポート

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ブラジル人 ジュセリーノ・ルース氏の予言

2007-12-23 | 日常の風景・ニュース

2008/07/13 追記
先週たまたまテレビをつけたらみのもんた氏の司会になる番組でブラジル人予言者ジュセリーノ・ルース氏が紹介されていた。韓国の大学教授による幽体離脱実験とともに興味深くみた。

彼ジュセリーノ氏はダイアナ妃の事故・アメリカ9.11テロ事件・アメリカの大学での韓国人大学生による大量殺人事件・日本の中越沖地震の発生・長崎市長の射殺・イギリス人英語教師殺人事件等過去の大事件を発生前に予知していたという。

その予知が後づけでない証拠として事前に公証役場に予知を記した文書を保管しているという。公証役場に預けられた文書の証拠写真はテレビで公開されたかははっきり覚えていないがブッシュ父大統領に送った警告文は写されていた。受け取った方の証拠は写されていない。しかしこのあたりまでは一応真実味がありそうだ。とすると彼は本当に過去の大事件を予知できたということになるのか。何しろ90%というものすごい的中率だ。この番組がやらせかどうかは大変気になるところだ。やらせまではいかなくてもジュセリーノ氏の作り事ということも大いにあり得る。

ジュセリーノ氏が仮にトリックを施すとしたらどうすればよいか。公証役場に預けた文書と異なる文書を偽造しテレビ画面に映せばよい。公証役場自体がこの文書を保管物と同一であるとの証明書を発行していない。テレビ局はその点の詰めが甘い。単に公証役場の職員らしき人をインタビューし証言させているだけである。このあたりの映像を仕立て上げるのは簡単にできるだろう。

しかしそこまで手の込んだことをわざわざジュセリーノ氏が長年にわたってやるかとの思いの方も強い。千葉のノバ教師殺人事件がもしこの人の仕事で解決に近づくならば真実味は増すだろうが、収録から相当日がたっているにもかかわらず進展は見えてこない。

そういえば千葉のこの事件で殺された女性のご両親がイギリスの透視家を日本に同行してテレビで透視家と現場とおぼしき所に同行している番組が数ヶ月前にもあった。司会者は盛んにその場所が今にも特定できるかのように盛り上げていたがその後も解決に向かったという話を聞かない。

テレビ局のこうした番組作成者よ、ここまで迫るならもう少し詰めをしっかりしてくれ。その後ジュッセリー氏は2008年9月13日の中国・日本に及ぶ大地震を予言している。ちなみに5月12日の四川省大地震も予言したそうだ。その予言は中国政府に送ったそうだがその真偽はいまだ示されていない。中国海南省政府はジュッセリー氏のデマに惑わされるなと国民に警告を発したという。彼は夢で災害予知を行うという。占いより夢というところが私にはもっともらしくてその予言が不気味だ。


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