最近はランチを食べ歩いている。正確には自転車なので歩いているわけではない。タンブリンガン通りにあるGRASS HOPPER というカフェでナシゴレンを食べて支払いをする段になってハプニングが起きた。店内でスタッフがオーストラリア人のオーナーと支払った10万ルピア紙幣を見ながらなにやら相談している。「これは偽札です。ほらこの部分が他の紙幣と違うでしょ。触ってみても感触が違うでしょ」そういわれても何のことかわからない。このお金は近所のATMで出したお金だよと説明するが「私も2回偽札をつかまされた。最初はATMで2回目は両替商で。すぐに銀行に飛んで行ったが、書類をいっぱい書かされたけど、本物に変えてくれたわ」と言う。
確かに、ある部分が他のお札とデザインが違っている。他のお札は何も印刷されていないところが、この札は不規則な小さな輪がいくつも描かれている。他のお札で支払いを済ませて銀行の窓口へいき、これは偽札だと言われたがと見せるとクールな表情でなにも問題が無いという。じゃあ、この小さな輪はなんなんだと聞くと、今年発行された新札だと言う。腑に落ちないのでどこが本物のポイントなのかと聞くと、偽札チェッカーに通して見せてくれた。金額の部分が本物は蛍光塗料らしきものが塗りこんであるのか、青白く光る。これで真札であることは間違いない。それにしても驚いた。