まさおレポート

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ウブドでブディズムを語る人に出会い驚いた

2024-01-20 | バリ島 文化・風習・葬祭・ヒンドゥ・寺院・宮殿

Tさんと語り合うとあっという間に2時間近く過ぎてしまう。

この日の四方山話はあっちに飛びこっちに飛びだがお互い年齢的に林住期を迎えているせいか話が合う。彼はもうお金に執着することはないという。だから楽しみのためにしか働かないという。

インド人はそのうち中国を抜いて世界一の人口を持つ国になる。サイババを知っているか。僕の知り合いがサイババにかつて会いに行ったことがある。不思議なことがいっぱい起きたらしいよ。インチキだという人もいるけどね。T

基本的にはインチキだと思うよ。日本でもカルト問題が起きたけど。でもインド人がIT業界GAFAMでどんどんCEOに抜擢されているよ。異常なくらいだよ。 M

カルトってなんだ。初めて聞いた。T

端的にいうとお金集めに宗教を利用しているということかな。M

バリではそんなカルトは聞いたことがない。バリではヒンドゥの坊さんは質素なもんだよ。結局無私の気持ちで他人にいいことをする、それが大事だね。金じゃないよ。T

インド人のラマヌジャンって数学者がいてね、その人は夢の中でヒンドゥの女神が数学の定理を教えてくれるんだって。サイババの場合はインチキの可能性があるけどこのラマヌジャンは疑いの入る余地がない不思議な出来事なんだ。

つまりヒンドゥでもブディズムでも他人の為になる事を至上のこととしているが渡るのを助けてあげるってことだね。それはブディズムで一番大事なことだと言われているよ。M

渡るというのはわたしが勝手に当てはめた言葉で、Tは頭のてっぺんからスッと何かが抜ける仕草を何回もしたので、ははーこれは悟りのことを言ってるのだなと理解して仏教の渡ると解釈したのだが、おそらくそんなに大きくずれてはいないだろう。

彼はバリのヒンドゥはブディズムに近いという。学問的なことは知らないがそう感じるという。ゴアガジャに行ってみるとそのことが実感できるという。

わたしは過去にそこへすでに2回行っているのだがもう一度ゴアガジャに行ってみることにした。

1950年代に発見された6体の女神像を拝する。と言う事はワルターシュピースはこの女神を知らない。


AD700ごろの作像で1200年も眠り続けていた。

この女神達十分仏教的なお顔だ。

立派な乳房をお持ちだ

三十三件堂の仏様のように自分に縁のあるお顔が見つかるかな

胸の小さい女神もいらっしゃる

お顔がそれぞれ個性的だ

これが象の洞窟ゴアガジャ

門の周りの浮き彫りが凄い
 

この窪みで坐禅をしたらしい

寝る事も

意外に涼しくて快適な修行場だったかもしれない

リンガ シバ

リンガ ヴィシュヌ
ブラフマー
リンガ 

ブッダ寺院とあるのだが

魚が釣れている

滝があるばかりで しかしこの滝にうたれる修行者が今でもいると言う。

滝に虹がかかっていた

これは不思議な実

これが仏教寺院の一角らしい

これはバリで初めて見た 聖職者専用トイレだ

いかにもバリらしい敷物

お知らせ用の木鐸

ゴアガジャ寺院のプレート
 
 

 

 

 

 

 

 


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