観光地として知られるテンガナン、アタや集落見学で賑わい、塩の産地としても知られる、でも少しだけ頭に引っかかるものが残る、一言で言えばバリ版インディアン居住区に対する違和感か。
1343年にバリはジャワ島のマジャパイト王国将軍ガジャマダに侵攻されるがバリ・アガ(バリ先住民)は住む場所を離れ、いくつかの場所に居を移し、今もアミニズム信仰、独特の文化や風習(トルニャンの風葬)を守りながら生きている。
バリ島政府は閉じ込める意図はないが自ら閉じこもり、近隣と婚姻せず、バリ人も近寄らないために孤立している、多くは義務教育も受けていないのではないか。
300人ほどの閉じた集団で近隣と婚姻せずに果たしてうまく子孫が繁栄していくものかどうか、日本にも平家落ち武者伝説があるので(300人ほどいれば)存続していけるのかも知れないが気になる。