再生エネルギー買い取り価格が42円/kwhで決まりそうな雰囲気らしい。これは諸外国の24円などに比べても高いということらしい。(自分で確かなデータにあたっていないので、いまのところ、「らしい」としか言えない。)
この高い安いももちろん興味はあるが、再生エネルギーだけで日本の電力事情がどの程度救えるのか、下記の記事によるとかなり悲観的な気がする。
「現在の試算、試みの計算によると、日本中の家という家すべての屋根に太陽電池を取り付けても、2030年の電気需要のわずか3%しかまかなうことができません。それに、太陽電池は、ちょっとでも雲があると、電力ががたっと落ちます。」
当初高くても電力需要の力強い支えになればよいが、そうでなければ結局は高くて使えないとの合唱が起き、原子力しかないとの声が大きくなりはしないか。つまり下手にやると反対しているようで実は原発を推進するという皮肉な結果になることを恐れる。
そうなることを予測して陰で笑っている原発推進派もいるかもしれない。再生エネルギーも大事だが、広瀬氏の提言するような高性能のガス発電機などが近未来には実際的ではないかと思うのだが。