まさおレポート

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49日とキリスト教

2023-03-30 | 紀野一義 仏教研究含む
縁者が亡くなって先週に49日を終えた。仏教では中有の時期をすぎて三途の川をわたり来世へ移っていくとされている。本来の釈尊の教えた仏教でそこまで説いているとは思わない、もっとシンプルに輪廻するかしないかだったがその後の解釈の変遷でそう伝えられてきている。 地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、縁覚、菩薩、仏と10分類された進路が待っているが最終審判者は閻魔大王だ。 キリスト教では死ぬと審判が下さ . . . 本文を読む

茶室のにじり口からラクダが針の穴を通る連想は

2023-03-28 | 紀行 日本
泰巖歴史美術館で利休の茶室モデルを見てにじり口の狭さに驚いたことがある。井上靖の「本覚坊遺文」を読むと信長の弟有楽が本覚坊に利休の切腹について語るところがある。 天下人の太閤秀吉が狭いにじり口から入らされて利休の立てた茶を飲まされる。太閤秀吉は武人の本領に立ち帰り利休に切腹を命じ仕返しをした。利休は堺に追いやられた時に謝らなかったことで茶人としてのプライドから頑として謝らなかった。だから切腹させ . . . 本文を読む

師が地獄に落ちたら自分も地獄に落ちる覚悟でついていかないと一定のレベルには至らない。道元も日蓮も親鸞もそうした。それから一本の道を歩み出した。

2023-03-26 | 紀野一義 仏教研究含む
師を決めたなら一生その道を歩む。これが日本の古来から現代に続く人の生き方だが果たしてそうなのかとの疑念が昨今のカルト問題やオームを見て湧いてくる。 師を決めたなら一生その道を歩むということを否定したら宗教は成り立たない。よく言われるように師が地獄に落ちたら自分も地獄に落ちる覚悟でついていく。しかしこれは極めて危険だということも既に多くの現実で学んだ。 途中で師に疑念を抱いたらどうすれば良い . . . 本文を読む

ソフトバンクにどうしてこの指たかれとしないのだろう→この指たかれを検討中らしい

2023-03-25 | 通信事業 NTT・NTTデータ・新電電
追記 ソフトバンクはIOWN推進に参加を検討していると広報が発表したらしい。良かった。以下は従来の記事NTTと KDDI 光電融合で提携との記事が散見されるようになった。ソフトバンクもARMを味方につけているとはいえうかうかしておれない。NTTと KDDI は現在及び将来に渡るARMの手強さを骨身に染みて感じている。 光電融合で提携して新たな光電融合設計技術及び製造技術を起こしてARMの独占状態 . . . 本文を読む

「クレディ・スイスがソフトバンクに怒り法廷闘争に臨む理由」は力作だ

2023-03-24 | 通信事業 孫正義
「クレディ・スイスがソフトバンクに怒り法廷闘争に臨む理由 吉田拓史」を読んでようやくクレディ・スイスがソフトバンクに法廷闘争に臨む理由が見えた。 要は経営破綻した米建設会社(カテラ)の支援でSVFが利益相反した、しないの争いであると見ればこの複雑な争いが見えてくる。 利益相反した、しないは潜在的支配関係があるかどうかの客観的な判断による。いかにも法廷闘争向きなテーマだと納得した。 「クレ . . . 本文を読む

春爛漫 WBC優勝 友人との昼酒と愉快な1日だった

2023-03-22 | 日常の風景・ニュース
今日は昨日に続いて朝からWBCを観る。日本が優勝して感激した。小学生前後で川上、宮本、与那嶺に熱中した。その後稲生の連投で西鉄が日本シリーズに優勝した頃まで野球熱は続き最後は長嶋デビューの頃で新聞配達の配送車に乗っかってまだ暖かい新聞にくるまって記事を読んだのが最後になる。その後野球に関心が薄れて60年余再び大谷の活躍で野球を見るようになった。おかげで日本選手の顔も覚えることができた。村上、吉田、 . . . 本文を読む

仮面の人生なんてまっぴらだと思う人 仮面を演じきれる人

2023-03-20 | 心の旅路・my life・詫間回想
人には仮面の人生なんてまっぴらだと思う人と仮面を演じきれる人の2種類がありそうだ。どちらがいい悪いではない。自分がどちらが好きかという選択になるだけだと思う。最近は時代の変化で仮面を演じきらなくても生きやすい時代に入ったのかなと思うことが多い。 稀代の経営者や政治家、宗教家などには仮面の人生を生涯かむり通した人が多いように思う。最後には仮面をつけている自分が自分だと思い込んで死んでいく。それはそ . . . 本文を読む

村上春樹 1Q84でカルト問題を先取りしていた

2023-03-20 | 小説 村上春樹
「1Q84」であるシーンを思い出す。電車に乗り合わせた女の子がエホバの証人と思しき親に連れられていくのをみている。 カルト2世問題(長井秀和や大川宏洋が2世でカルト被害を訴えている)がメディアに取り上げられているが2009年の発行で既に予見している。文学の予見性を感じる。 「母親は日傘を手に、何も言わずにさっと席をたった。・・・何かを訴えるような、不思議な光が宿っていた。ほんの微かな光なのだが . . . 本文を読む

ChatGPTを試みた ネットにアクセスしつつ正気を保つことが困難になりつつある時代。

2023-03-20 | AIの先にあるもの
追記 初稿でChatGPTに感心したがその後に源泉徴収税額についてChatGPTに尋ねてみたがどうも日本の税制と違っているようだ。そのチェック能力が必要であることを感じたので追記する。 あまり過大に感心しすぎてあらぬ方向に突き進まないことが大事だと思う。 伊東乾の無能なAIを見破る「チャットボット・リテラシー」チャットGPTなどの出力は基本「ゴミ」という分別を 2023.3.9(木)の記事( . . . 本文を読む

さらけ出すと言うことの凄み 暁烏敏

2023-03-18 | 心の旅路・my life・詫間回想
人は誰でも一つや二つ人には言えない事を抱えている。しかしそれをさらけ出して初めて人の心を打つ文章となることも事実だろう。暁烏敏は宗教家だが自己の性欲をさらけ出して女性遍歴を書き、話しそれ故氏の説法は大変人気を博したと云う。美しい女をみれば抱きたいと思うのは男として当然だと思うがそれをあからさまに言ったり書いたりすると世間の顰蹙を買うことも間違いない。だから小説という形式が必要でありある種の人には生 . . . 本文を読む

かつての友人知人が世界情勢の中で渦中に置かれている。今ならどんな話ができるだろうか。

2023-03-18 | 日常の風景・ニュース
【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は17日、首都アンカラでフィンランドのニーニスト大統領と会談した。エルドアン氏は会談後の共同記者会見で、フィンランドとスウェーデンが申請した北大西洋条約機構(NATO)加盟を巡り、トルコはフィンランドに限って議会で批准手続きを進めると表明した. https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031401068&g . . . 本文を読む

明恵上人 シャーリー・マクレーンの幽体離脱

2023-03-16 | 紀野一義 仏教研究含む
明恵は毎日のように幽体離脱してこの世を離れ旅をしたという。寝ても夢で思い通りの世界に飛んだ。(白州正子 明恵上人) シャーリー・マクレーンはペルーのインカ村で不思議な体体験をする。(アウト オン ザ リム )「山の土はここでは濃い赤い色だった。鉄鉱石の色だとデイビッドが言った。」 「突然、私は周囲のエネルギーと私の呼吸の動きが互いに関連し合っているのを感じた。空気自体が鼓動しているようだった。 . . . 本文を読む

耳で聴くということ 謦咳に接するということ

2023-03-15 | 小説 音楽
パソコンで目が疲れるので夜はyoutubeで音声を聴く習慣ができてしまった。幸いなことにyoutubeは豊富なメニューがありおよそ2時間は聴いている。そこで気がついたのは耳で聴く方が深い理解ができる、あるいは腑に落ちるということです。 ヘーゲルとかカントとか西洋哲学を学んだがおよそピンとくる、あるいはその後の生活に役立ったと実感することがなかったとある方が述べている。その原因は耳で聞いていないか . . . 本文を読む