角川武蔵野ミュージアムにある松岡正剛コーナーで見つけた書物に貴重な一節を見つけたのでメモしておきます。
ヒンドゥの本質は救いのなさであると理解した。あたかもマックスウェーバーの説くプロテスタントの倫理のように。
「マハーバーラタ」は、叙事詩とはいわれるものの、決して英雄たちが勇敢に戦い活躍するような 作品ではない。 登場する人物たちはいずれも、義人も勇者も高の士も、清廉の尊 . . . 本文を読む
NTTとう道の核シェルター化提案 追記
写真は下記サイトから転載させていただきました。
https://blog.goo.ne.jp/masaoreport/preview20?eid=66742e6775180f10799dc064d2778f6b&t=1691283799355
追記 NTT完全民営化議論が始まるに当たって2025年に向けてNTTとう道の有効利用も議論して . . . 本文を読む
森村誠一逝去の報に接して
「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」
次の「麦藁帽子」西条八十からとったと森村誠一は書いている。
母と子の愛のバリエーションはひと筋縄では行かない、どうしようもない運命の波に攫われるとある瞬間から子よりも現実の我が身が大事になるのも現実だろう、
戦後の動乱期に育った我が幼い日に目の前にそこここにあった身につまされる物語だ。
「麦藁帽子」 . . . 本文を読む
インドネシアの宗教「パンチャシラ」は「唯一神への信仰」でこの政策に従い、多神教的な要素も持つバリヒンドゥ教は「アーガマ・ヒンドゥ・ダルマ」として整理された。
儀礼を五つに分類しており、それぞれデワ・ヤドニャ(神々への祈りと供犠)、ピトラ・ヤドニャ(死者を祖霊の段階まで浄化する儀礼)、ブタ・ヤドニャ(地下界の悪霊への供犠)、マヌサ・ヤドニャ( . . . 本文を読む
映画を見ての帰り道につれあいとの会話。
M:映画を見ていて思ったけど生成AIのデータセンターがハッキングされると世界はまさにえらいことになるね。
S:生成AIの危険性についてはマイクロソフトやグーグルなどで議論が始まっているので信頼するしかないよ。今更世の中の動きは止められないし。
M:この映画は世間で行われている対策や規定があっても生成AIがハックされて世界中に浸透してありとあらゆるディジ . . . 本文を読む
6月にバリのサヌールで夕食をとりに行った時のことです、場所はシンドゥナイトマーケットの屋台の前で二人は熱心に観察していました。
この女性誰だと思いますか。そしてこの右に写っていない男性がいます。そうです、半信半疑ですがあのミックジャガーではと。そして女性は40代の婚約者ではと。ミックジャガー(と思い込んでいる男性)は目があって微笑んでくれました。
その時はよく似た人がいるもんだなと思っただけだ . . . 本文を読む
五輪真弓さんの歌謡曲、インドネシアで「第二の国歌」に…両陛下の公式行事でも演奏
2023/06/23 15:30
天皇、皇后両陛下が訪問中のインドネシアで、シンガー・ソングライターの 五輪いつわ 真弓さん(72)の曲「心の友」が歌い継がれている。「第二の国歌」と呼ばれるほど親しまれており、今回の公式行事でも演奏された。五輪さんは「両国の友好の場となる大切な席で流さ . . . 本文を読む
7月12日に次兄が亡くなった。80歳。
15日の葬儀に大阪へ行った。既に8日目になる。句を作って兄を偲ぶ。
さまざまな思いよぎる 炎天の葬
亡き母に似るその顔に 娘は酒を含ませる
青いトマト喰う 戦後話を孫聞き流す
すねくるぶしの骨太さ 生きた証を物語る
ホンダベンリー 雨の2号線二人乗り 泣く母
俺12兄17の盆踊り 喧嘩を助けられ 兄ヒーロに見える
&n . . . 本文を読む
三十三間堂で仏教の神々が仏を守っている。この神々はバリでなじみの神々でもある。仏教とヒンドゥが底流で以下に密接に繋がっているのを視覚的に確認することができる。
風神 ヴァーユはマハーバーラタの主人公の一人ビーマ、またラーマーヤナの猿王ハヌマンの父といわれている。そうかハヌマンの父だったのか。
雷神 ラーマーヤナの猿王ハヌマンの母インドラ。
緊那羅像 音楽の神で手にはバリで見たチェンチ . . . 本文を読む
京都で新幹線まで少し時間があり京都伊勢丹の7階にある「駅美術館」を覗いてみたら凄い作品がありました。川瀬巴水の作品を初めてみて衝撃を受けた。作品の一つ一つがわたしの心象風景と重なる。
《
星月夜(宮嶋)》旅みやげ第三集1928(昭和3)年
清水寺
新大橋 東京二十景1926(大正15)
この前に住んだこともあり懐かしさとともにこの絵を見た。
増上寺
野火止平林寺
. . . 本文を読む
猛烈に暑い京都に立ち寄った。四条大橋から見た川の流れと青空を見ていると気持ちが落ち着く。明日は祇園祭りとあってこんな姿もちらほら。いつまでも見ていたいがジリジリと体を焦がすので日陰を探すと。こんな立札のある川沿が。少し行くといい塩梅に木陰が。木陰から青空を眺めるのもいいもんだ。地元のおじさんがベンチでビールを飲んでいたのを羨ましそうな顔で眺めていた。なにげに咲く花が。お もっと涼し . . . 本文を読む
堂島川をさまざまな思いを持って眺めながら歩いた日々を再び歩く。
フェスティバルホールがあった。転職記念ヨーロッパ旅行の折に旅先ベニスで一緒の宿になった人はここの社員だったことを思い出した。
川越しに陰に隠れて部分が見える堂島電電ビル、現在では堂島データセンターと名を変えている。
この独特の建築スタイル。正に電電公社建築局のデザイン。武骨で優美。ライトの影響を受けている気が . . . 本文を読む