物語の文章構成、作文の基本は「起承転結」である。
1年を「起承転結」に準えるならば、明日で西暦2011年(平成23年)が「起承」で終わる。
度々ですが、決して忘れてはいけないこと、将来ある子どもたちに伝えていかなければならないような「起」を経験してしまった年である。
「起」とは言うまでもなく、東北地方沖大地震によって引き起こされた「東日本大震災」のことである。
そして「承」である春、そして初夏が明日6月30日で終わりを迎えようとしている。
「承」とは、「起」で物語を書き出し、つまり序章であり、「起」を「承」で受けとめ、享受し、物語の核心である「転」へつなぐ役割をなす。
国は、今、東日本日本大震災を経験して、「防災」でなく「減災」という認識に変わろうとしている。つまり、今回のような巨大津波は、いかなる防潮堤などのハード事業を駆使しても人間の力では、防ぎようもなく、「たとえ被災しても人命を優先する」という「減災」の意識付けが必要であるという認識のことである。4~6月は、津波に対する危機意識教育というソフト面の対策の必要性を認識した「承」であった。もちろん防潮堤という線の整備でなく、防災を最大限考慮した「まちの再生」という面整備も必要と思われるが。
これから本格的な夏を迎えて、少しづつ「転」、「結」に行くといいですね。
愛と夕立の後、涼しくなった愛が住む足利市街に夜の散歩に行った。
昼間の酷暑が嘘のように涼しくなっていた。
抱っこしながら、歩いていたら、愛の口元が笑っているように見えた。
柴、特有の口角である。愛、涼しくなって嬉しいの?
早く、東北の人に本当の笑顔が戻りますように・・・。
夕立の後の足利の夜空に祈る愛と愛パパなのでした。
この前の写真の続きです。まだまだ我慢してる愛ですが・・・。この写真はまだ続きます。