ディープインパクトの年内引退が発表されました。
あの走りをまだまだ見たいと思う一方で、もしもの事があったら…と考えると私はホッとしている方に天秤は傾いています。
この血統は兄も弟も脚元を故障しています。ディープは体が小さくて、極めて柔らかい体質が今まで故障知らずで来ている大きな要因だと考えてます。
しかしながら爪の不安は常に付きまとっていたような気がします。
私は負けはしましたが、凱旋門での走りにはとても感動しました。満足しています。乾坤一擲の先行押切の競馬は私の中で一際強い輝きを放っています。陣営も騎手も考えに考えた策だったと思います。
心残りは繋養先が日本であると言う点です。私はディープインパクトを世界の競馬の血統表に加えたいのです。ゴドルフィンあたりに買ってもらえば発展すると思うのですが…。
不世出の最強馬の走りが見られるのもあと一回と私は考えています。
この文を打ちながら、私はもう既に泣きそうになっています…。うぅ…。